図形処理下位パッケージ GRPH1 は, 座標変換をしたり, 線分などの基本的な
図形を描画するパッケージです. このパッケージは, MATH1 と MISC1 のライ
ブラリを使用しています.
GRPH1 は, 次のサブパッケージから構成されています.
通常, ユーザーが使うのは主として SGPACK と SLPACK のルーチン群で, その
他のパッケージを使わなければならない場合は少ないでしょう. しかし, 実際
の描画動作は SZPACK がおこないますから, 基本的には SZPACK だけでプログ
ラムを書くことも可能です. SGPACK は各種パラメーター設定などのオーバー
ヘッドにかなりの時間が使われる場合がありますから, SZPACK を使えばその
分だけ高速化できるはずです.
なお, これらのパッケージのうちで, 機種依存部分を含むのは SWPACK だけで す.