The Preferred Structure of Variability
of the Notthern Hemispher Atmospheric Circulation
A.H. Monahan and L. Pandolfo and J.C. Fyfe
Geophys. Res. lett. 2001 vol. 28 p1019-1022
線形の主成分分析(PCA)では各モードは独立であるが、
実際の北半球高度場のPCは互いに独立ではない。
ここで非線型主成分分析(NLPCA)を北半球高度場に適応すると
3つの準定常状態がみられる。
1つはNAOの分布、残りの2つはPNAの正負の分布に似ている。
北半球の変動はこの3つのレジューム間の遷移が主であり、
AOはこれらの変動の線形の仮定によって生じたものである。