密度の違う入れ物を二つ用意する。右側のプラスチックの入れ物(φ18.5×16.5 mm)
には、ナットを入れてあり重さ11gである。左側は空洞で重さ0.4gである(上部にセロハンテープで
砂が入らないように蓋をしてある) 。
つまり、入れ物全体の密度はそれぞれ、2.5 g/cm3と0.1g/cm3である。
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![](DSCF0093.JPG)
両方をアクリルの筒にいれる。
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その上から、ガラスビーズ(soda-lime glass 平均粒径220ミクロン)を
注ぎ込む。
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深さ10cm程度の深さまでいれる(上まで詰め込むと混合が難しくなる)。
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上を蓋して、これを上下に10〜20回ほど振ります。
実験ムービー
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すると、ナットをいれた重いほうの入れ物だけが浮いてくる。
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今度は逆さにしてみる。こうすると現時点においては、
上部表面に軽い入れ物があり、重いほうはそこにあるはず。
この状態で再び上下に振ると。
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やはり、ナットをいれた重いほうの入れ物だけが浮いてくる。
逆さにした場合の実験ムービー
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何度やっても同じ。上下に振る限りガラスビーズのバルク密度(約1.5)より
重いほうが浮き上がり、軽いほうは沈んだままである。
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