とりあえず ruby/dcl で作った山岳波の絵を置きます. これから徐々に整備する予定です.


山の幅が広い場合or大気が安定である場合or基本場の流速が小さい場合(al>>1)

流線



水平流速



鉛直流速


圧力擾乱


密度


2 次元非粘性定常ブシネスク流体が高さ 1000 m, 半値幅 10000 m のベル型の山を越えるときの流線と水平流速の線形解析解の空間分布を描いたもの. 基本場の水平流速を 10 m/s, 基本場の鉛直速度を 0 m/s とし, 大気は等温であると仮定した. また山の中心は x=0 である. 流線の図を見ると山の上側に伝播する波が確認できる. また流線の転倒も起こっている. 一方, 水平流速の分布を見ると, 山の風下側の麓で流速が大きくなっていることが確認できる. これはいわゆる「おろし風」と呼ばれる現象として知られている.


山の幅がほどほどに広い場合or大気がほどほどに安定な場合or基本場の流速がほどほどに大きい場合(al〜1)

流線



水平流速



鉛直流速



参考文献

Smith, R. B., 1979: The influence of mountains on the atmosphere. Advances in geophysics, 21, 87--230.

地球流体電脳ライブラリ : dcl チュートリアルドキュメント


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最終更新日 : 2007.10.16 Tatsuya Yamashita