このライブラリは, 2011 年 09 月 12 日現在, 以下の環境で動作確認をしています.
wget などを使って, ソースコードを取得します.
$ wget http://www.gfd-dennou.org/ftp/member/ykawai/work/IGMBaseLib/dist/igmbaselib-1.x.x.tar.gz
$ tar -xzvf IGMBaseLib1.x.x_src.tgz $ cd IGMBaseLib1.x.x_src
ビルドに用いるコンパイラを指定します.
$ export FC=(コンパイラ名)
また, コンパイルオプションを指定する場合には,
$ export FCFLAGS=(コンパイルオプション)
とします.
例えば Fortran コンパイラとして gfortran を用いる場合には,
$ export FC=gfortran $ export FCFLAGS=-O2
のように指定します.
トップディレクトリにて configure を実行して, 各ディレクトリ内に Makefile を自動生成します.
$ ./configure \ --prefix=(インストールディレクトリの絶対パス) --with-netcdf=(NetCDF ライブラリファイルの絶対パス) \ --with-netcdff=(Fortran90 用 NetCDF ライブラリファイルの絶対パス) \ --with-gtool5=(gtool5 ライブラリファイルの絶対パス)
例えば Debian パッケージを利用している場合,
$ ./configure \ --prefix=/usr/local/IGMBaseLib1.x.x \ --with-netcdf=/usr/lib/libnetcdf.a \ --with-netcdf=/usr/lib/libnetcdff.a \ --with-gtool5=/usr/lib/libgtool5.a
IGMbaseLib のビルドには, GNU make を用います. IGMBaseLib のディレクトリのトップレベルで, 以下のコマンドを実行してください.
$ make
IGMBaseLib のディレクトリのトップレベルで, 以下のコマンドを実行してください.
$ make test
全てのテストプログラムが正常に終了すれば, '*** All unit tests are succeeded !!' と表示されます.
ディレクトリのトップレベルで, 以下のコマンドを実行します. インストールディレクトリとしてシステム領域を指定している場合には, 管理者権限が必要となります.
$ make install