だいぶん日記をさぼってしまった。しかし幸か不幸か書き落としはあまりない。あんまりシステムに変更を加えるインストールをしないようにしていたからである。
自分で作ったファイル(主にテキストファイルだが拡張子がいろいろある)のアイコンがないのは面白くない。面白くないだけなら仕方が無いが、下手にエディタで開く設定をすると拡張子が表示されなくなる上にすべてエディタのアイコンになってしまうので見分けがつかなくなる。これは正直言って困る。(登録されている拡張子も表示することで回避できるのだが、オタッキーな感じになるので避けたいところだ)
そこで
についてアイコンを作ってみた。アイコンは拡張子 .ico のファイルで提供されるが、この形式ではアイコン1つに対して1ファイルになってしまうのでどうも整頓にむかないような気がする。
そこで(?) MFC と統合開発環境の練習を兼ねてアイコンのアーカイブとしてだけ使えるようになにもしないプログラムを書いてみた。現在のところ C:\HOME\BIN\KICONS.EXE にインストールしている。配布方法は開発中である。
さて .ico ファイルでも .exe ファイルでもよいがアイコンの設定方法を示す。
そもそもアイコンはエクスプローラ(フォルダを開いたときに起動するプログラムも、インターネットエクスプローラも実は同じプログラムである)が表示しているもので、ファイルタイプ(拡張子が同じものは同じファイルタイプである。ただし .htm と .html のように異なる拡張子が同じファイルタイプになることもある)ごとに設定される。そこで何かフォルダを開いたところで [表示|フォルダオプション|ファイルタイプ] を開き、
のどちらかを実行する。するとファイルタイプの設定メニューが現れるので最低限
を適切に入力して [OK] を押すとアイコンが設定される。アイコンの指定のところではファイル名が判明していれば入力すればいいし、そうでなかったら [参照] を押して .ico だの .exe だの .dll だのといったアイコンを含んだファイルを指定する。ファイルを指定するとその中に含まれるアイコンのリストが表示されるのでどれかを選択する。
ファイルタイプの設定にふれたのでアクションについても述べておこう。
ファイルアイコンをダブルクリックすることを「開く」といっているが、この操作は右クリックして出てくるメニューの [開く(O)] と等価である。ファイルタイプによっては [開く] 以外にいろいろな操作ができるが、これらの操作をひっくるめてアクションという。
アクションもアイコンと同様、ファイルタイプの画面で登録される。 [アクション(A)] と題されたフィールドの下にある [新規(N)] というボタンを押すと、[アクション(A)] と [アプリケーション(L)] からなるダイアログが表示される。たとえばここで
アクション 開く(&O) アプリケーション c:\home\bin\vi.exe "%1"
というものを登録すると、ファイルを開くとは vi.exe を起動することになる。
ファイルタイプは非常にたくさんあってもう忘れてしまったし、プログラム可能にする方法が判明していないので、記録してもたいした利益にならない。なので特に記さない。
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