豊田英司のPCセットアップ日記
1999年8月24-25日
1999年8月24日
アイコン作成(つづき)
今日は
- .LZH (lha の圧縮アーカイブ)
- .TGZ (tar の圧縮アーカイブ)
- .ZIP (zip の圧縮アーカイブ)
のアイコンを作った。全部漢字でけっこう浮いている。
ソフトウェア倉庫の整理
この際であるからこのPCセットアップ日記も含まれているところの
C:\HOME\archive ディレクトリを徹底的に整備することにする。
mksigen 移植
ディレクトリのラベル付けに用いている mksigen
を Windows に移植した。もともと DOS/Windows
での動作を想定して作ったので、微小な修正で動作するようになる。それはnkf
がインストールされていないからであった。
いろいろインストール
perl
でインストーラを作りながら以下のものをインストールした。
- Win32 版 diff
- Win32 版 gawk
- Win32 版 nkf
- Win32 版 patch
- Win32 版 jvim 付属 grep.exe
- DOS 版 qkc (漢字コード・改行コード変換ソフト)
- DOS 版 jless + termcap
- Win32 版 sed
- DOS 版 fin + tbl
今後の課題は CU-SeeMe
のインストーラを作ること、pgp
の利用手順を調べること、sos の使いやすいインストール方法を考えること、各ディレクトリの
dennou サーバへのインストール方法を考えること
(現在は最下段ディレクトリにおいて make
することで行われている)。
ひとまず他人の作ったソフトの整理が一段落したので、今後は自分が作ったソフトの整理公開に力を注ぐことにすべきである。
lpd はやめた
lpd もインストーラを作ったが、付属の setup.exe
を起動したら Windows98 では使えないかもしれないと警告をうけたので、怖くなって止めた。
1999年8月25日
GrADS 許すまじ
Win32 GrADS
をインストールした。最新版をインストールしたわけではない。要調査。不満がいっぱいある。
- GrADS インストーラは AUTOEXEC.BAT の最後の
PATH コマンドを 書き換えようとする。したがって
Visual C++ や DEC Visual Fortran を インストールしている場合は独立にアンインストールできなくなるであろう。
これを避けるにはインストール後に手動で
AUTOEXEC.BAT を編集して置く必要がある。
- GrADS
インストーラはスタートメニューの中に「プログラム」ではなく「Programs」というフォルダを作成する。英語版のフォルダ名である。べつにフォルダが勝手にできるくらいかまわないではないかという向きも多いかもしれないが、スタートボタンを押した後
"P"
一発で「プログラム」フォルダを開けなくなるのでキーボード派にとっては実に困ったことである。ファイルは移動して「Programs」を削除した。
スタートメニューの整理
C:\Windows\スタート
メニュー\プログラム
直下のファイルが多すぎるので整理した。
自作ソフトのパッケージ化
この際だから自作プログラムたちもパッケージ化して本格的情報発信を開始することにする。
- (これは自作ではないが) SOS に含まれる mksos.com
をインストールする。jperl や jgawk
がないばあいに対応したインストーラも作った。
- 短いファイル名のラッパー、sfn.exe
のパッケージ化を修正した。Borland C++
からの脱却を図るため、Visual C++ IDE
でコンパイルを行った。インストーラも作った。
- ハイパーテキストフォーマッター、htroff.exe
で mksos を使うようにした。やはり nroff
相当品が必要である。
- マニュアルがプレーンテキストでないのはやっぱり許されないような気がしてきたので、roff
ソースを fin
に通せるようにごまかすことを考える。
考察の結果これを man コマンドと称することに決めた。
ささっと作ってインストールした。
これで長年の懸案が解決した。
- man コマンド登場に伴い _login.bat の tman
へのエイリアスは廃止。
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