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こんなことも

X軸とY軸のラベル間隔をあわせる.

USGRPH では原則として X 軸と Y 軸を独立にスケーリングしており, しかも, 座標軸とラベルのなす角 (直角か平行か)によって, スケーリングの方法が若干異なる. そのため, 同じ様な値をもつデータを与えても, X軸とY軸ではラベル間隔が異なることがある. そのような場合に, 内部変数 'LMATCH'.TRUE.にすると, ラベルの向きに関わらず, 同じスケーリング方法を取るので, ラベル間隔が一致する確率が高くなる.

サブラベルとタイトルの衝突を防ぐ.

Y 軸の単位やファクター等を描くサブラベルが長くなると, X 軸のラベルやタイトルを描く領域に侵入するようになり, この後にUXSTTL 等によりX軸の上にタイトルを描こうとすると, X 軸のタイトルとY 軸のサブラベルが衝突することもある. これを避ける手段が 2 つ用意されている.

1 つは内部変数'LPRTCT'.TRUE.にして, サブラベルが他方の軸の領域に侵入するのを防ぐ. この場合, Y軸のサブラベルは'MXDGTSX'を無視して 左に伸びていくのでワークステーションウインドウを飛び出してしまう可能性もある.

もう1つは X 軸のタイトルを描く前に USXOFFを呼んでタイトルのOFFSETをずらす. こちらの方が安全かつ確実な方法である.


地球流体電脳倶楽部 DCL-5.0
Last modified: Wed Apr 30 13:59:59 1997