UDCNTR
を呼ぶ前にUWPACKのサブルーチン
UWSGXA
(X方向)/ UWSGYA
(Y方向)を呼んで
格子点の座標値をあらかじめ指定しておけば,
不等間隔な格子点座標系でのコンタリングもできる.
この例では, u2df01.fと同じ2次元配列を用い,
ただしY方向にはサイン緯度(-1から+1の値を取る)の
座標系を設定してコンタリングをおこなっている.
まず, UYAXLB
を用いて文字列のラベルを指定し
ながら不等間隔の座標軸を描く.
つぎに, このY方向についてはUWSGYA
を用いて
不等間隔の格子点を設定している.
このとき, 格子点座標はU座標系の値で指定する.
X方向については, UWSGXB
を用い最大値と最小値および格子点数を
指定することによって, 格子点座標に関する情報を設定している.
ただし, 格子点をウインドウいっぱいに設定するようにしているだけなので,
UWSGXB
を呼ばなくても結果は同じである.
また, UDGCLB
を呼ぶことによって
コンター間隔を陽に指定して, コンターレベルを生成するすることができる.
さらに, コンターラインにつける数値ラベルのフォーマットは
UDSFMT
で指定できる.
コンターラインにつけるラベルは, コンターレベルを決定するルーチンの中で
生成されるので, UDSFMT
はコンターラインを生成するルーチン
(UDGCLA
やUDGCLB
)
の前に呼ばなければならない.
またここでは, UDGCLB
で等間隔のコンターレベルを生成したあとで,
コンターレベルの値が 0.1 のコンターを UDSCLV
によって
1 本だけ補助的に設定している.
UDSCLV
は新しくコンターレベルを設定するだけでなく,
それまでに設定したコンターレベルについて
その属性を変更することもできる.
なお, コンターレベルは UDGCLA
を用い,
最小値・最大値およびきざみ値を指定することによって生成することもできる.