- 吸収係数とバンドウェイトの検討
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AGCM5 の NAMELIST <NMRADL> (長波放射の吸収係数とバンドウェイトを変更する NAMELIST) を変えて実験をするために,
とりあえず今までの実験データを使って長波放射フラックスと長波放射加熱の絵を描きました.
- 使ったデータ: adj700con1000 (対流調節, 1000-1700day, 平均[t=700, x=0, y=32] )
- 計算使った変数: ps(地表気圧), t(温度), q(比湿) (確認のために, lrad, qradl)
- プログラムは, <URL:study/ruby/mradl.rb> (激しく見苦しい…)
- これまでの実験の長波放射フラックスの図
[左]温度, [中央]比湿, [右]長波放射フラックス
- [左]: 赤実線: GCMの結果, 黒実線: テストで描いた乾燥断熱減率, -10 K/km
- [中]: 赤実線: GCMの結果
- [右]: 緑実線: 左の 2 つの図のデータから計算, 赤点線: GCMの結果
- ちょっとずれてる…. GCM はその後数回フラックス補正が入るからそのせい?
- 長波放射フラックス, 長波放射加熱の分解
[左]長波放射フラックス, [右]長波放射加熱
- 赤実線: GCMの結果
- 黒実線: 計算した各放射バンドの合計
- 青点線: 水の吸収係数 8.0
- 橙点線: 水の吸収係数 1.0
- 水点線: 水の吸収係数 0.1
- 紫点線: 大気吸収係数 5.0E-5
- 緑点線: これから新たに足そうと思ってるバンド (現在は 0)
吸収係数, バンドウェイトの現在の設定
nclng = 4
rwgtl = [ 0.2 , 0.1 , 0.1 , 0.6 ]
absal = [ 0.0 , 0.0 , 0.0 , 5.0E-5 ]
absql = [ 8.0 , 1.0 , 0.1 , 0.0 ]
結構ずれてる… (赤と黒の線).
下の境界がずれてるのは私の計算のせいかもしれないが, その他の部分でずれてしまうのはどうしてだろう?
でも放射フラックスの傾きはちょっとずれてるから, こんなものなのだろうか ?