USPACK の仕事のうち,
最も大切なのは目盛間隔とラベル間隔を決めることである.
これまでも述べてきたように, これは USPFIT
が受け持っている.
適当なスケーリングを自分でおこなうのは結構面倒なことなので,
等高線図のまわりに座標軸を描く時のように,
たとえ最大値・最小値が始めからわかっているときでも,
USPACK を使う価値は充分にある.
この例では,GRSWND
などによって変換関数に関する情報を指定し,
GRSTRF
で変換関数を確定させた上で
USDAXS
によって座標軸を描いている.
タイトルに関しては, USCSET
またはUSSTTL
で指定されていれば USDAXS
が描くが,
UXSTTL
等を使って描いてもよい.