矢印つき線分(線分の終点から対称な2本の線分を付け加える)を 描くサブルーチンも用意されている.
アローサブプリミティブはの基本的な構成は,
ラインサブプリミティブとほぼ同じである.
違いは,
ラインサブプリミティブではラインインデクスしか指定しなかったが,
アローサブプリミティブではラインインデクスのほかに
ラインタイプも指定できることである.
したがってこの例でも, ラインタイプに関する引数部分を消してSGLAZU
(SG Line-Arrow ZU)
のかわりにSGLNZU
を呼べば,
矢羽の部分がないだけで同じような線分群を描くことができる.
矢じり部分の形状は
SG
pGET/
SG
pSET
が
管理するいくつかの内部変数によって設定できる.
上段左側の矢印は, デフォルトの内部変数を用いて描いた.
この場合, 線分部分が長くなると, それに比例して矢じりの部分も長くなる.
上段右側の矢印は, 内部変数'LPROP'
を.FALSE.
として描いた.
このようにすると, 矢じり部分の長さが一定値となる.
また下段の矢印は,
矢じり部分の線分と本体部分の線分のなす角(内部変数'ANGLE'
)
を変化させて描いた.