これはU座標系で文字を書くプログラムである. U座標系での文字の描画も基本的には V座標系空間での描画と同じであるが, 文字の大きさはV座標系で指定するので, ビューポートの大きさが変わっても文字の大きさは変わらないという点が, 線分描画の場合と異なる.
U座標系空間での文字の描画にはSGTXU (SG TeXt U)
を使う.
1ページ目には線画図形との比較のためSGPLU
で描いた円の中に
文字を出力してある.
2ページ目の左上に前のページと同じ図形を,ビューポートだけを
小さくして描画した.
ビューポートが小さくなったのに応じてSGPLU
で描いた円は小さくなるが,
文字の大きさは1ページ目と変わらない.
ウインドウを変えて図形の縦横比を変えた場合(右上)でも文字は不変である.
クリッピングに関して,文字は線画図形と同じで,
SGLSET
を用い内部変数'LCLIP'
を
.TRUE.
とした指定が文字に
対しても適用される.