ULPACK : 対数座標軸ルーチン

概要

ULPACK は対数座標軸をプロットするためのサブルーチンパッケージである. したがって,変換関数番号としてはITR=1 〜 4(直角直線座標系)の 正規化変換に対してのみ使用できる. それ以外の変換関数番号を指定しても動作は保証されない.

このパッケージは直交座標軸をプロットするサブルーチンパッケージ UXPACK/UYPACK/UZPACK(第[here]章参照)に もとづいて書かれている. またUSPACK(第[here]章参照)における対数座標軸の作画は, このパッケージを用いておこなわれている.

このパッケージでは,作画ルーチンで与える引数や 内部変数を変更することによって, いろいろなタイプの対数座標軸を描くことができる. まず,作画ルーチン(ULXLOG/ULYLOG)で与える引数によって, 1桁の範囲に何個のラベルを描くかが指定できる. また,ULpGET/ULpSETが管理する 内部変数を変更することによって座標軸に描くラベルの書式を 変更することができる.

以下の説明であらわれる引数 CSIDE は, 座標軸の構成要素を描く場所を指定するパラメーターで, X軸については 'B', 'T', 'U' が指定できる; Y軸については 'L', 'R', 'U' が指定できる (くわしくは[here]節参照).


Back to Main


Latex Source


地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
Last Modified: Thu Aug 31 13:08:53 EDT 1995