.

概要

時刻を扱うサブルーチンパッケージ. このパッケージの説明では,次の用語を用いる.

サブルーチンのリスト

                                                                       
  TIME12(ITIME,ITT)        1型の時刻を2型の時刻に変換する.            
                                                                       
  TIME13(ITIME,IH,IM,IS)   1型の時刻を3型の時刻に変換する.            
                                                                       
  TIME21(ITIME,ITT)        2型の時刻を1型の時刻に変換する.            
                                                                       
  TIME23(IH,IM,IS,ITT)     2型の時刻を3型の時刻に変換する.            
                                                                       
  TIME31(ITIME,IH,IM,IS)   3型の時刻を1型の時刻に変換する.            
                                                                       
  TIME32(IH,IM,IS,ITT)     3型の時刻を2型の時刻に変換する.            
                                                                       
  TIMEQ1(ITIME)            現在の1型の時刻を求める.                   
                                                                       
  TIMEQ2(ITT)              現在の2型の時刻を求める.                   
                                                                       
  TIMEQ3(IH,IM,IS)         現在の3型の時刻を求める.                   
                                                                       
  TIMEC1(CFORM,ITIME)      ITIMEをCFORMに従って表現してCFORMで返す.   
                                                                       
  TIMEC2(CFORM,ITT)        ITTをCFORMに従って表現してCFORMで返す.     
                                                                       
  TIMEC3(CFORM,IH,IM,IS)   IH,IM,                                      
                           ISをCFORMに従って表現してCFORMで返す.      
                                                                       

CFORM中で使えるキーとなる文字は, 'H' : 時, 'M' : 分,'S' : 秒, である.たとえばITIME=100930 に対してCFORM='HH:MM:SS' と指定してTIMEC1を呼ぶとCFORM='10:09:30'が返される.

サブルーチンの説明

TIME12/TIME13/TIME21/TIME23/TIME31/TIME32

  1. 機能
    時刻の型を変換する.
    TIME12 : 1型の時刻を2型の時刻に変換する.
    TIME13 : 1型の時刻を3型の時刻に変換する.
    TIME21 : 2型の時刻を1型の時刻に変換する.
    TIME23 : 2型の時刻を3型の時刻に変換する.
    TIME31 : 3型の時刻を1型の時刻に変換する.
    TIME32 : 3型の時刻を2型の時刻に変換する.
  2. 呼び出し方法
    CALL TIME12(ITIME,ITT)
    CALL TIME13(ITIME,IH,IM,IS)
    CALL TIME21(ITIME,ITT)
    CALL TIME23(IH,IM,IS,ITT)
    CALL TIME31(ITIME,IH,IM,IS)
    CALL TIME32(IH,IM,IS,ITT)
  3. パラメーターの説明
                                  
      ITIME   (I)   1型の時刻.   
                                  
      IH      (I)   時.           
                                  
      IM      (I)   分.          
                                  
      IS      (I)   秒.          
                                  
      ITT     (I)   通しの秒数.  
                                  
    
  4. 備考
    1. なし.

TIMEQ1/TIMEQ2/TIMEQ3

  1. 機能
    現在の時刻を求める.
    TIMEQ1 : 現在の1型の時刻を求める.
    TIMEQ2 : 現在の2型の時刻を求める.
    TIMEQ3 : 現在の3型の時刻を求める.
  2. 呼び出し方法
    TIMEQ1(ITIME)
    TIMEQ2(ITT)
    TIMEQ3(IH,IM,IS)
  3. パラメーターの説明
                                  
      ITIME   (I)   1型の時刻.   
                                  
      IH      (I)   時.           
                                  
      IM      (I)   分.          
                                  
      IS      (I)   秒.          
                                  
      ITT     (I)   通しの秒数.  
                                  
    
  4. 備考
    1. これらはシステムに依存したサブルーチンなので, 正しく移植されていない可能性もある.

TIMEC1/TIMEC2/TIMEC3

  1. 機能
    フォーマットを指定して時刻を文字列で表現する.
    TIMEC1 : 1型の時刻を文字列で表現する.
    TIMEC2 : 2型の時刻を文字列で表現する.
    TIMEC3 : 3型の時刻を文字列で表現する.
  2. 呼び出し方法
    CALL TIMEC1(CFORM,ITIME)
    CALL TIMEC2(CFORM,ITT)
    CALL TIMEC3(CFORM,IH,IM,IS)
  3. パラメーターの説明
                                                                            
      ITIME   (I)       1型の時刻.                                         
                                                                            
      IH      (I)       時.                                                 
                                                                            
      IM      (I)       分.                                                
                                                                            
      IS      (I)       秒.                                                
                                                                            
      ITT     (I)       通しの秒数.                                        
                                                                            
      CFORM   (C*(*))   時刻のフォーマット.                                
                        入力パラメータでもあり,出力パラメーターでもある.  
                        CFORM中で使えるキーとなる文字は, 'H' : 時, 'M' :   
                        分,'S' : 秒,である. たとえばITIME=100930         
                        に対してCFORM='HH:MM:SS'                            
                        と指定してTIMEC1を呼ぶとCFORM='10:09:30'が返される  
                        .                                                  
                                                                            
    
  4. 備考
    1. 時刻のフォーマットの指定方法について,正確には, キーとなる文字が最初に現れたところから最後に現れたところの 間の部分をおきかえる.したがって例えば,'HHHHH/MMMM'と 書くのと'HAAAH/MBBMと書くのは同じである.


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Latex Source


地球流体電脳倶楽部 : 95/6/9 (Version 5.0)

NUMAGUTI Atusi <a1n@gfdl.gov>
Last Modified: Thu Aug 31 13:04:13 EDT 1995