dcmodel ミーティング記録(2012/06/05)
参加者
- 北大
- 石渡, 小高, 川畑
- 神戸大
- 林, 高橋, 杉山, 西澤, 納多, 河合, 関, 船橋, 竹広
- 宇宙研
- 山本
- 九大
- 中島
TODO の進行確認チェック
- deepconv
- エネルギー, 質量を dry model でモニター出力し, 定常状態に達することを確認した(小高)
- dcpam
- 特になし. 粛々と進めている.
移流スキームについて
- 榎本さんのプログラム(Enomoto, 2008)を基に, spml の球面 2 次元モジュールを用いてテスト計算.
- 現在 2 次元非圧縮, 剛体回転場でテスト中.
- どの程度の精度で計算できたらば OK とするか, 基準が不明なので判断に苦しんでいる.
- 基準は我々で作る, 使ってみて振舞いが満足いくか判断するしかない.
- 次段階は GCM への実装をにらみつつ 3 次元版を目標にする.
- 移流スキームはとりあえず力学, 熱以外のトレーサー移流をとりあえず考える.
- 力学部分と物理過程部分で時間ステップの進み方は同じ. 毎ステップ物理過程を計算している.
火星実験 SCALE-LES (西澤)
- 20km^3 領域, 格子点 200m, 100m, 50m, 25m.
- 京での計算結果データを移動させるのに時間がかかる.
- 鉛直分布は 1 次元の計算とそこそこあっているように見える.
- 水平領域 20km だと足りないかも. 水平波数 2 成分が目立つ.
- スペクトル分布は -3/5 乗の巾にのっているように見える.
- 水平領域依存性, 解像度依存性が今後の課題.
次回ミーティング日程
- 2012 年 6 月 19 日(火) 10:00 より.