dcmodel ミーティング記録(2015/09/09)
参加者
- 北大
- 石渡, 小高, 荻原, 村橋, 川原
- 神戸大
- 林, 高橋, 河合
- 宇宙研
- 杉山, 村上
- 九大
- 中島
- 京大
- 竹広, 石岡, 佐々木, 納多
ブラウン大学-神戸大学ジョイントシミュレーションスクールの報告(高橋)
- 与えた課題
- 移流計算 2 つ(オイラー, ラグランジュ)
- 山岳応答問題(浅水系, DCPAM)
- 可視化
- gpview
- ParaView
- 他のグループでは πーCAVE@神戸大も使った
- まとめ
- 残念ながら履修した学生が今後も電脳製品を使う見込はないだろう
- ブラウン大学には ruby がインストールされていない
- 電脳製品をインストールするのが大変そう
- 電脳の説明に英語版がないのは不便
- gpview より ParaView が好まれた(3D 描画ができるから?)
- 残念ながら履修した学生が今後も電脳製品を使う見込はないだろう
化学気候モデルの移流スキームと DCPAM 光化学モジュール開発について(納多)
- DCPAM 光化学モジュールを作りはじめるぞ
- オゾンをそれなりに計算できるようにしたい
- 将来的には古生代, それ以前の地球, 系外惑星を想定した計算を目指す
- 開発スケジュール
- 年内
- DCPAM ドキュメント, 理論ノートの作成
- 過去研究のサーベイ
- 2016 年前半
- モデル作成
- 年内
- 最新の化学気候モデル
- CCMVal-2 (化学気候モデルの相互比較プロジェクト)
- FFSL(Flux-form semi-Lagrangian)が主流?
- CMIP5 (結合モデルの相互比較)
- オゾン全量の分布はなんとなくあっているが, 振幅などはファクターでずれているのが最新のモデル
- CCMVal-2 (化学気候モデルの相互比較プロジェクト)
今後の deepconv 開発について(小高)
- 地球計算
- 常に地球条件下でチェックしつつ惑星計算を行う
- 理想的条件での基礎実験をそろえる
- その上でより現実的な地球計算
- より現実的な地球計算のために...
- 側面境界
- 冷たい雨
- 鉛直可変格子
- 放射過程
- 常に地球条件下でチェックしつつ惑星計算を行う
- 火星計算
- SCALE 西澤計算のトレース
- 混合距離依存性を調査中
- 最終目標 : ダスト+放射+地形を導入
- 放射過程+鉛直可変格子
- SCALE 西澤計算のトレース
- 金星計算
- 雲層領域の対流計算(2D/3D)を進行中
- 雲層内対流による重力波の伝播と砕波の計算を進行中
- 木星・土星・天王星計算
- 実験は現在ストップ
- 開発課題 : バージョンアップに伴う計算チェック
- 開発課題サマリ
- 放射過程△(コード化まで)
- 地面熱収支△(離散化定式化まで)
- 鉛直可変格子△(計算チェックまだ)
- 地形×
- 地表フラックス△(計算チェックまだ)
- 側面境界(DCPAM 出力データの利用)×
- 冷たい雨のパラメタリゼーション△(定式化まで)
- 問題のレベルを分けるべき
- 既存のスキームの実装だけなのか, 新たな問題として扱わなければならないのか.
- 質量収支問題のチェックを忘れてる?
次回日程
- 別途調整