dcpam 開発履歴

1. 2008/06/26 (Tag: dcpam4-20080626)
2. 2008/06/24 (Tag: dcpam4-20080624-1)
3. 2008/06/09 (Tag: dcpam4-20080609-1)
4. 2007/10/12 (Tag: dcpam4-20071012)
5. 2007/09/09 (Tag: dcpam4-20070909)
6. 2007/08/02 (Tag: dcpam4-20070802)
7. 2007/07/31 (Tag: dcpam4-20070731-1)
8. 2007/06/20 (Tag: dcpam4-20070620)

2008/06/26 (Tag: dcpam4-20080626)

• 定式化や離散化に関する文書を 支配方程式系およびその離散化 と 支配方程式の導出に関する参考資料 としてまとめ直した.

2008/06/24 (Tag: dcpam4-20080624-1)

• 定式化ドキュメント および 離散化ドキュメント の整理.

2008/06/09 (Tag: dcpam4-20080609-1)

• 水惑星実験用モジュール phy_ape の改良
  • 全てのサブプロセスを計算していた PhysicsAPE を, PhysicsAPE (放射, 鉛直拡散, 地表フラックス) と PhysicsAdjust (湿潤対流調節, 診断型大規模凝結, 乾燥対流調節) とに 分離する. この結果, AGCM5 と同様な順序で計算を実行可能となる.
• 木星大気を想定した仮想惑星実験のためのモジュール群および 主プログラムの作成中.
  • 下記の物理過程と水惑星実験で用いた 鉛直拡散 phy_verdiff, 積雲パラメタリゼーション (対流調節スキーム) phy_cumulus_adjust, 大規模凝結スキーム phy_lscond, 乾燥対流調節計算 phy_dryconv_adjust の上位モジュールである phy_jupiter_case00 を作成.
  • 木星を模した大気上層への冷却の効果を算出するモジュール phy_cooling_s08 を作成.
  • 速度を減衰させるためのスポンジ層による速度変化を算出するための モジュール phy_sponge_layer を作成.
  • いくつかの物理量をある固定値に調節するための モジュール phy_adjust_fixed を作成.
• phy_cumulus_adjust の改良.
  • 実行速度の改善.
• phy_lscond の改良.
  • 実行速度の改善.
• Nakajima et al. (1992) を用いた飽和比湿の算出を行うモジュール phy_saturate_nha92 を作成.
• sigma_data の改良
  • L5, L23, L45 を追加.
• phy_radiation_flux の改良
  • 各手続きに接頭詞 "PhyRadFlux" を付加.
  • バンド数や吸収係数を, 初期設定手続きの引数および NAMELIST から 指定可能とする.
• ヒストリデータ出力に関する NAMELIST 指定の方法を改善.
• 依存する gt4f90io のバージョンが 20080603 へ変更.
• システムにインストールされる Ruby バージョンが 1.6 の場合に f90 ファイルを作成するプリプロセスが誤動作するバグを修正.
• ごくらく dcpam4 の修正.
  • 「いくつかのコンパイラに関する注意書き」を追加.
• intavr_operate の改良
  • 以下の関数を追加.
    • ya_IntLon_xya, ya_AvrLon_xya, xa_IntLat_xya, xa_AvrLat_xya
• initial_data の改良.
  • 東西風速, 南北風速を生成できるよう修正.
  • 木星大気を想定した, Sugiyama et al. (2008) で用いられていた 初期値を模倣したデータを提供する.

2007/10/12 (Tag: dcpam4-20071012)

• ごくらく dcpam4 作成.
• らくらく dcpam4 ページを作成 (中身はまだ製作中).
• 初期値データもヒストリーデータに出力されるようになった.
• 初期値データ, ヒストリデータ, リスタートデータに積分用の座標重み を出力するようになった.
• 依存する gt4f90io のバージョンが 20071009 へ変更.
• 水惑星実験が可能となった. 手引きは未作成. ごくらく dcpam4 に手引きを作成予定.
• 水惑星実験用モジュール phy_ape を dcpam3 から移植. このモジュールが必要とする下記のモジュールも dcpam3 から移植.
  • 積分と平均の操作モジュール intavr_operate
  • 海面温度 (SST), 地表面諸量の設定モジュール phy_ground
  • 半整数レベルの温度や気圧, ジオポテンシャルを補間するための モジュール phy_interpolate
  • 負の水蒸気除去のためのモジュール phy_neg_moist
  • 積雲パラメタリゼーション (対流調節スキーム) モジュール phy_cumulus_adjust
  • 大規模凝結スキームモジュール phy_lscond
  • 陰解法による時間積分モジュール phy_implicit
  • 放射フラックス計算モジュール phy_radiation_flux
  • 地表面フラックス計算モジュール phy_surface_flux
  • 鉛直拡散フラックス計算モジュール phy_verdiff
  • 乾燥対流調節計算モジュール phy_dryconv_adjust
• dyn_spectral_as83 の改良.
  • xyr_SigmaDot, xy_DPiDt のヒストリデータが出力可能となった.
• スプライン曲線データ生成モジュール spline_data を作成.
• initial_data の改良.
  • 温度, 地表面気圧, 比湿の平均値を設定可能にする.
• dcpam4 クレジット を 使用上の注意とライセンス規定 へ変更.
• dcmodel_f90sample_maker.rb の修正.
  • ヒストリデータ出力が可能となった.
  • テストプログラムの変更.
  • モジュール名と引数キーワードが同じ場合のエラーを解除. (モジュール名と引数キーワードは同じ名称で問題ないため).

2007/09/09 (Tag: dcpam4-20070909)

• 時間積分法としてエクスプリシット法も使用可能とする. (デフォルトはセミインプリシット法). 詳細は dyn_as83 を参照のこと.
• initial_data の改良.
  • 軸データ取得用手続き GetAxes 作成.
  • 初期値データ取得用手続きを Get から GetData に変更.
  • NAMELIST 読み込み機能を追加.
• dyn_spectral の改良.
  • DYNSP 型変数に格納されている座標値の確認を行う EqualAxes を作成.
• 物理過程用の地表面データ読み込みモジュール phy_ground を dcpam3 から移植.
• 以下のデータ生成モジュールを prepare_data ディレクトリに作成.
  • initial_data
  • surface_data
  • sigma_data
• latex2html で正しく処理できるよう 離散化ドキュメント を修正.

2007/08/02 (Tag: dcpam4-20070802)

• Held and Suarez (1994) 実験のデフォルトの設定を変更.
• configure スクリプトの修正.

2007/07/31 (Tag: dcpam4-20070731-1)

• dcmodel プログラミングガイドライン に基づく Fortran 90/95 雛形ファイルを出力する Ruby スクリプト dcmodel_f90sample_maker.rb の作成.
• 各個のモジュール, 主プログラムごと, NAMELIST 読み込み機能を追加.
• テストプログラムの全面修正.
• テストプログラム用シェルスクリプトの作成.
• ドキュメントの目次を作成.
• MathML 対応版と非対応版の各モジュール用リファレンスマニュアルを作成.
• サンプルプログラムの実行方法の手引きを追加.
• Intel Fortran Compiler と G95 Fortran Compiler での動作を確認
• Held and Suarez (1994) ベンチマークテストのための強制と散逸計算のた めのモジュールを dcpam3 から移植.
• dcpam4 のモジュール一覧を作成

2007/06/20 (Tag: dcpam4-20070620)

• dcpam3 からプログラム構造を大きく変更.
• 物理過程, ドキュメントなどはこれから移行予定.

DCPAM Development Group / GFD Dennou Staff