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- 2008/08/04 (Tag: dcpam5-20080804)
- 雲モデル計算方法の更新.
- 新しい雲モデルのテスト.
- 時間フィルタの更新.
- README の作成.
- src ディレクトリ以下の構造に関して記した文書
src/SRC_LIST を作成.
- トップディレクトリの整理.
- スクリプトや Makefile のいくつかをサブディレクトリに移動.
- dcpam5 の保守管理に関するいくつかの文書の作成.
- リスタートが正しく行われない問題の修正.
- プログラム終了時に, ALLOCATE 関数によってメモリ割り付けが行われた
変数の割り付け解除を行うよう修正.
- phy_implicit
の修正.
- PhyImplTendency に, 地表面だけでなく全体の放射フラックスを与えるよう
インターフェースを変更.
- 速度, 温度, 比湿に関する陰解法行列計算コードの一部を整理.
- auxiliary
の改良.
- エクスナー関数をサブルーチン AuxVars で計算.
- サブルーチン AuxVars から返る引数に OPTIONAL 属性を付加.
- らくらく dcpam5 に加筆修正.
- 初期値データの構成を変更.
- 力学過程
dynamics_hspl_vas83
中のいくつかの変数の名称を変更.
- 水惑星実験と Held and Suarez (1994) ベンチマークテストの切り替え方法を変更.
- サンプルとして用意している NAMELIST ファイル中の項目の整理.
- 鉛直拡散フラックス, 地表面フラックス, 放射フラックスの出力に
関連するコードの整理.
- 物理過程に関する陰解法のための行列を
phy_implicit
内に隠蔽.
- 放射フラックスの計算間隔に関する処理の誤りを修正.
- プログラムの終了時に必ずリスタートファイルを出力.
- 温度の半整数σレベルの補間, 気圧と高度の算出を行うための
サブルーチンを提供するモジュール intpol_half を
auxiliary
へ改名.
- 開発用ユーティリティの改善.
- Makefile 関連.
- ソースファイルのコンパイル時に depend を自動更新.
- make clean の際の無駄なエラーメッセージの排除.
- Config.mk から変数 DCPAMDIR を削除し, configure 実行後に
作業ディレクトリを容易に変更可能に.
- 全体的な修正
- dynamics_hspl_vas83 の修正
- 「平均温度」と誤って表記されていた部分を「基準温度」に修正.
変数名も TempAvrXY から RefTemp へ変更.
- 基準温度を NAMELIST として読み込むよう修正.
- phy_implicit
の修正
- 本来フラックスの出力ためのサブルーチン PhyImplFluxCorrect の名称を
PhyImplFluxOutput に変更.
- フラックスをこのモジュール内で出力.
- t-Δt における変化率から t+Δt の長波フラックスを算出する
サブルーチン RadiationCorrect を
radiation_band
モジュールから phy_implicit モジュールへ移動し,
PhyImplEvalRadLFluxA へ改名.
- 長波フラックスの補正スキームを
intg_surftemp
モジュールの IntegralSurfTemp サブルーチンから
phy_implicit モジュールの PhyImplFluxOutput サブルーチンへ移動.
- 補正された長波フラックスを PhyImplFluxOutput サブルーチン内で出力.
- radiation_band
の修正
- t-Δt における変化率から t+Δt の長波フラックスを算出する
サブルーチン RadiationCorrect を radiation_band モジュールから
phy_implicit
モジュールへ移動し, PhyImplEvalRadLFluxA へ改名.
- dcpam_main
の修正.
- 地表面温度リスタートデータの入出力機構を追加.
- 初期値データ生成用メインプログラムと NAMELIST ファイルの作成.
- 地表面データ生成用メインプログラムと NAMELIST ファイルの作成.
- 物理過程の陰解法に関連するフラックス補正サブルーチンを
AGCM5 から PhyImplFluxCorrect として
phy_implicit
へ移植.
- negative_moist
の修正.
- 負の水蒸気が除去しきれない場合についてエラーを返す.
- 計算開始日時をデータに出力可能にする.
- 時間の制御は「ステップ数」ではなく時刻型 (gtool5 ライブラリの
DC_DIFFTIME, DC_DATETIME 型) の変数で行う.
- 使用するデータ入出力ライブラリを
gt4f90io
から
gtool5 へ変更
- 予報変数に関しては, タイムフィルターをかける前の値を出力.
- 時間発展の DO LOOP の制御は「ステップ数」ではなく時刻で行う.
- 力学コアを実装.
- 大規模凝結スキームを実装.
- 乾燥対流調節過程を実装.
- 地表面フラックス過程を実装.
- タイムフィルター (Asselin, 1972) 実装.
- 負の水蒸気除去のためのユーティリティを実装.
- 地表面データファイルの入力のためのモジュールを作成.
- Held and Suarez (1994) による強制と散逸に関する物理過程を実装.
- Held and Suarez (1994) ベンチマークテスト用主プログラムを実装.
- dcpam4 からプログラムの書き方を大幅に変更.
- まだ作成段階.
- 放射, 鉛直拡散, 積雲パラメタリゼーション (湿潤対流) のみ
実装されている.
$Id: HISTORY,v 1.36 2012-11-10 07:23:25 yot Exp $
DCPAM Development Group / GFD Dennou Staff