放射MTGメモ(2015/04/27)
参加者
- 倉本圭, 石渡正樹, 高橋康人, 大西将徳
系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)
- 放射平衡計算のテスト
- k 分布法を用いたバンドモデルによって, 放射平衡計算のテストを行った.
- 地表面温度 300 K の場合には, 上空の温度は 125 K, H2O 混合比は 10^-10 程度.
- 恒星のスペクトルについて
- 恒星の表面温度や年齢による放射スペクトルをパラメタとして惑星の大気構造を計算するために, 恒星の放射スペクトルが具体的にどうなるか知りたい.
- G 型星の進化: Ribas et al., 2005
- M 型星の進化: Engle & Guinan, 2011
- 紫外線領域の Rayleigh 散乱をどう扱うかも調べる.
- 恒星の表面温度や年齢による放射スペクトルをパラメタとして惑星の大気構造を計算するために, 恒星の放射スペクトルが具体的にどうなるか知りたい.
- To Do
- 恒星のスペクトルを変えて放射平衡計算を行い, 上空の温度, H2O 混合比を推定する.
- mtg 資料
木星大気の放射計算(高橋康)
- 飽和蒸気圧確認
- CRC Handbook 最新版の値と, Irwin 2009 の値を比較
- 同じ温度で比較して, どの程度違うのか把握しておく
- CRC Handbook 最新版の値と, Irwin 2009 の値を比較
- NH4SH ice の複素屈折率
- これまでの計算では, Howett 2007 を使用. ただし, 1300cm-1 より低波数は値がないため, その領域では 1300cm-1 の値を使用していた.
- Ferraro 1980, Brgin 1977 の透過率, 吸収率の図から複素屈折率を計算することを試みる.
次回の日程
- 5/7(木) 9:00-