放射MTGメモ(2016/11/16)
参加者
- 倉本圭, はしもとじょーじ, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)
- 金星モデル開発
- 雲計算の導入
- 粒子の tau, SSA, AF をファイルから読んでフラックス計算できるようなプログラムを実装.
- 適当な雲の分布を与えてテスト計算をしたい.
- 本ミーティング後に, はしもとじょーじさんと打ち合わせ.
- 高波数の一定輝度温度について
- 金星大気プロファイルによる分子のみの大気の計算で, 高波数領域 (15000 [cm-1] 〜) では輝度温度がほぼ一定
- 輝度温度は 716 K 程度. (地表温度は, 735K)
- 高波数領域では大気の射出が小さいと考えると, 大気上端からのフラックスを大気下端のフラックスで割った値は, ほぼ透過率に等しい.
- 透過率:0.2 〜 0.3 程度
- 散乱の強い大気の透過率を放射伝達方程式をもとに検討した.
- モデルの立て方がおかしかった: 本ミーティング後に, はしもとじょーじさんにアドバイスもらう.
- 金星大気プロファイルによる分子のみの大気の計算で, 高波数領域 (15000 [cm-1] 〜) では輝度温度がほぼ一定
- 雲計算の導入
- 水蒸気を含む大気の成層圏温度の推定
- 課題の整理をする.
- 潜熱、顕熱の効果が放射に比べてどの程度か検討する.
- 課題の整理をする.
- mtg 資料
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- Geometric albedo
- 放射源関数法による短波計算を元に geometric albedo を計算する方針
- エネルギー収支の計算は, 二流近似によるフラックス
- 放射源関数法による短波計算
- フラックスが二流近似法とだいぶ違う結果: 定式化に誤りがあった.
- Geometric albedo の導出方法を検討
- 各緯度で大気上端における日射方向への放射強度を計算
- これを半球積分し, 地球で観測される放射強度を計算
- 地球と木星間の距離は必要ない
- 方位角についてはどう考えたらよいか?
- 拡散項の方位角依存性はない
- Lambert 面を仮定した場合の理論的な放射強度との比をとる
- 放射源関数法による短波計算を元に geometric albedo を計算する方針
- 粒径分布
- 非対称因子の値が単一粒径の場合とかなり異なる結果を得た.
- どうやって検証するか?
- 先行研究と比較
- 単一粒径の粒径を変えたものの重み付け平均と考えられるので, 単一粒径の場合の粒径依存性から検討できる.
- どうやって検証するか?
- 非対称因子の値が単一粒径の場合とかなり異なる結果を得た.
- mtg 資料
次回の日程
- 11/22 (火) 11:00-