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deepconv/arare4 : H2O, NH4SH, NH3 の凝縮を考慮した木星雲対流
計算の概要
木星大気における平均的な流れ場と凝結成分の分布を数値的に求める.
放射冷却を模した熱強制を与える.
高度 120 km 〜 200 km において -1 K/day
現実の木星に比べ 2 桁大きい. 対流を加速させるため.
凝縮成分として H2O, NH4SH, NH3 を考慮.
大気深部での存在比は太陽組成の 1 倍
凝結高度より上で相対湿度は 75%
雲の併合成長過程として, Kessler (1969) を用いる.
但し, 閾値をゼロとし, 時間スケールを 100 秒とする.
計算設定
基本場の設定
温度分布: 0 km (30 bar) -- 200 km(0.1 bar) までは等温位, (30 bar で温度 490 K, 0.1 bar で温度 100 K), 200 km より上空では等温. 温度勾配に不連続が生じないように, 等温位領域と等温度領域の境界を 双曲線関数を用いてなめらかにつなぐ. 関数形は ....
放射強制: 高度 120 km (3.5 bar) から高度 200 km の範囲で 水平一様に -1 K/day の強制.
スポンジ層: 高度 200 km より上空にレイリー摩擦とニュートン冷却, 緩和時間を 400 秒
大気成分
乾燥成分: H2, He
凝結成分: H2O, NH3, H2S
大気深部での存在比は太陽組成の 1 倍
凝結高度より上空では相対湿度 75%
計算領域と分解能, 時間ステップ, 境界条件
領域:
水平 512 km,
鉛直 300 km (下端で 30 bar, 上端で 0.00015 bar)
解像度: 水平, 鉛直ともに 2.0 km
時間ステップ
長い時間ステップ: 4 秒
短い時間ステップ: 0.4 秒 (音波に対するクーラン数は約 0.2)
境界条件
水平境界: 周期境界条件
上下境界: 応力なし, w=0
最下層の熱フラックスは拡散的に与える
F = Kπ(θ_1 - θ_boundary)/ 0.5 Δz (K = 800 m^2/sec)
最下層の混合比は基本場の値に固定する.
q'_1 = 0
初期条件
高度 100 kmに, 最大 0.5 k の温度擾乱を乱数を用いて与える.
計算モデル時間
1e+6 sec (ほぼ 12 地球日)
設定ファイル等
arare.conf
プロファイラの結果
ソースファイル
備忘録
結果一覧
Cloud_anim.gif
Cloud_lin_anim.gif
H2O-g_lin_anim.gif
H2O-s-Cloud_anim.gif
H2O-s-Cloud_lin_anim.gif
H2O-s-Rain_anim.gif
H2O-s-Rain_lin_anim.gif
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