next up previous
: 1. 数値計算の概要 : deepconv

2 次元非静力学モデルの離散化

杉山耕一朗, 小高正嗣, 北守太一

2006 年 8 月 18 日

概要:

理想気体を仮定した乾燥大気に対する 2 次元準圧縮性方程式系の離散化を行 う. 変数の格子配置は Lorenz グリッドにしたがう. 空間方向の離散化は 2 次精度中心差分を用いて行う. 時間方向の離散化は時間分割法を用いて行 う. 運動方程式と圧力方程式は短い時間刻み $\Delta \tau$ で時間積分を行 う. 音波に関する項の離散化には HE-VI 法を採用し, $u$ の式は前進差分, $w, \pi$ の式は後退差分で評価する. 音波にかかわらない項についてはリー プフロッグ法を用いて積分する. 熱力学の式とその他のトレーサの式は, リー プフロッグ法を用いて長い時間刻み $\Delta t$ で時間積分を行う.




next up previous
: 1. 数値計算の概要 : deepconv
Odaka Masatsugu 平成19年9月11日