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地表面での水蒸気混合比の時間変化

計算の概要

deepconv に地球放射を入れて計算を行った. また結果の比較のために, 一様冷却の場合の計算も行った.

ここでは, 各計算設定における地表面での水蒸気混合比の時間変化を示す.

実験設定

基本方針は, Nakajima and Matsuno (1988) に近い条件での計算.

全実験での共通設定

• モデル: deepconv
  • 移流
    • 準圧縮方程式系
  • 乱流混合
    • 1.5 次クロージャ―
    • バルク法による下部境界フラックス
      • バルク係数 1.5d-3
      • 風速のかさ上げ 3 m/s
  • 温かい雨のパラメタリゼーション
  • 摩擦層
    • z > 25 km に適用
• 領域; 2 次元
  • 水平 512 km
  • 鉛直 30 km
• 格子間隔
  • 水平 1000 m
  • 鉛直 300 m
• 下部境界
  • 温度 302 K (固定)
• 大気組成
  • 乾燥成分 : N2 (空気ではない)
  • 凝結成分 : H2O

計算結果

-2.0Kday-1 の一様冷却	-1.0Kday-1 の一様冷却	-1.0Kday-1 の一様冷却, 水平領域 256 km	-1.0Kday-1 の一様冷却, 水平領域 256 km, 鉛直領域 24 km
-1.0Kday-1 の一様冷却, 水平領域 256 km, 鉛直領域 36 km	-2.0Kday-1 の一様冷却, 水平領域 256 km, 鉛直領域 48 km	-1.0Kday-1 の一様冷却, バルク法の計算で地表面圧力を基本場の値に固定	地球放射モデル使用, 雲との相互作用なし
地球放射モデル使用, 雲との相互作用なし, 雲水から雨水への変換の閾値がゼロ	地球放射モデル使用, 雲との相互作用あり	地球放射モデル使用, 雲との相互作用あり, 雲水から雨水への変換の閾値がゼロ