title: README for src/netcdf author: TOYODA Eizi date: 2000-01-09 ■ 本ディレクトリには - netCDF ライブラリの Fortran 90 インターフェイス (netcdf_v3 で与えられる定数と関数引用仕様の定義) - netCDF を Fortran 90 風に使うためのライブラリ (netcdf モジュール) ■ モジュール引用関係図 netcdf_v3 ↓ netcdf_error ↓ netcdf_file ← netcdf_filename ↓ netcdf_dim, netcdf_attrib, netcdf_read, netcdf_write, netcdf_variable ↓ netcdf ■ プロジェクト全体情報 コーディング規約 われわれは Fortran 90 でできる範囲のオブジェクト指向 プログラミングをめざす。誰が言ったか知らないが、 オブジェクト指向の三大特徴はカプセル化・多相性・継承 である。継承は無理なのでやらない。 名前付け規約 ファイルはモジュールごとに編成する。 モジュールは構造型とそれを操作する手続き群で構成する。 オブジェクト指向でいうところの クラスとメソッドに対応付けているつもりである。 構造型名と定数名はすべて大文字とする。 合成語の場合は語の間に _ を入れる。 モジュール外部に公開される名前は語 (複数の語からなる 場合そのすべて) の先頭を大文字とする。 それ以外の名前はすべて小文字とする。 合成語の場合は語の間に _ を入れる。 総称名以外の公開要素の語頭には衝突を避けるために プレフィックスをつける。netCDF ラッパーライブラリでは NC_ または NETCDF とする。 オブジェクト名を Object, メソッド名を Verb とすると モジュール名は netcdf_object の形式とする。 ファイル名は netcdf_object.f90 とする。 構造型名は type(NC_OBJECT) とする。 構造型定数は NC_OBJECT_ERROR のようにする。 構造型初期化関数は NetcdfNewObject 等とする。 構造型操作関数は NetcdfVerbObject (総称名を与える場合は Verb) とする。 構造型の属性を与えるような関数は NetcdfObjectProperty とする。