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[dennou-ruby:002425] gpview enhanced feature



竹広です. 

またまた gpiew に手をいれてしまいました. 以下宣伝. 

  * 折れ線描画を重ね描きできるようにしました(--overplot option)

  * 複数の Gphys 変数を同時に扱えるようにしました. 
    その指定のしかたも 2 通りできるようにしました
 
    - 書式 1 (従来の拡張)

	% gpview gturl1 gturl2 gturl3....

      gturl のフォーマットは

        path@varname[,dimname=pos1[:pos2[:thinning_intv]][,dimname=...]]

    - 書式 2 

	% gpview --var url file1 file2 file3...

      url のフォーマットは変数部分を表しており

        varname[,dimname=pos1[:pos2[:thinning_intv]][,dimname=...]]

      を各ファイルに対して適用されたものを扱います. 

この 2 つの機能で

  * モデルの数値時間積分結果の分割された出力を一度に見ることが
    できます. 

    たとえば output1.nc output2.nc が分割されたものとすると

	% gpview --anim t --var temp output?.nc

    といったぐあいで連続したアニメーションとして見れます. 

  * 似て非なる変数をおなじグラフにプロットできます. 

    たとえば output.nc に全エネルギー et, 運動エネルギー ek
    磁場エネルギ− em の時間変化が格納されていると

	% gpview --overplot 3 output.nc@et output.nc@ek output.nc@em

    で, 3 本のグラフを重ね書きできます. 

その他, gp* シリーズは機能強化しつつあります. 
興味のあるかたは CVS 開発版をお試し下さいませ. 

なお, まだ bug 出しが不充分なところがありますので, 
発見された場合は連絡頂ければありがたいです. 

-- 

                    Takepiro(竹広真一)@数理解析研究所. 京都大学
                      	E-mail:takepiro@xxxxxxxxxxxxxx
			       takepiro@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx