12.3.5 umpget/umpset(umpstx)

1.
機能
UMPACKメソッド(元サブルーチン)パッケージで使用する内部変数を参照/変更する. ( umpstxは実行時オプションによる変更を許す. )
2.
呼び出し方法
lpara = NumRu::DCL.umpget(cp)
NumRu::DCL.umpset(cp,lpara)
NumRu::DCL.umpstx(cp,lpara)
3.
パラメーターの説明
cp (C*8) 内部変数の名前.
ipara (I,R,L) 内部変数の値.



以下にcpとして指定できる名前のリストを記す.


'LGRIDMJ' (L) umpgrdが緯度線・経度線を描くとき major line を描くかどうかを指定する..true.なら描く; .false.なら描かない(初期値は.true.). 
'LGRIDMN' (L) umpgrdが緯度線・経度線を描くとき minor line を描くかどうかを指定する..true.なら描く; .false.なら描かない(初期値は.true.).
'INDEXMJ' (I) umpgrdが描く緯度線・経度線のmajor line のラインインデクス(初期値は3).
'INDEXMN' (I) umpgrdが描く緯度線・経度線のminor line のラインインデクス(初期値は1).
'ITYPEMJ' (I) umpgrdが描く緯度線・経度線のmajor line のラインタイプ(初期値は 1).
'ITYPEMN' (I) umpgrdが描く緯度線・経度線のminor line のラインタイプ(初期値は3).
'DGRIDMJ' (R) umpgrdが描く緯度線・経度線のmajor line の間隔(単位は度; 初期値は30.0). 
'DGRIDMN' (R) umpgrdが描く緯度線・経度線のminor line の間隔(単位は度; 初期値は10.0).
'DGRPLMJ' (R) umpgrdが描く経度線のmajor line を極からどれだけはいったところから描くかを指定する.(単位は度; 初期値は0.0).
'DGRPLMN' (R) umpgrdが描く経度線のminor line を極からどれだけはいったところから描くかを指定する.(単位は度; 初期値は0.0).
'INDEXBND' (I) umplimが描く地図境界線のラインインデクス(初期値は3).
'MAXBND' (I) umplimが描く地図境界線を描くときいくつぐらいの線分に分割して描くかを設定する(初期値は300).
'INDEXOUT' (I) 海岸線などの地図情報を描く線分のラインインデクス(初期値は1).
'ITYPEOUT' (I) 海岸線などの地図情報を描く線分のラインタイプ(初期値は1).
'LGLOBE' (L) umstrfが変換パラメータを決定するとき,全球を描くようにするかどうかを指定する..true.なら全球を描く;.false.なら全球を描かない(初期値は.false.).

4.
備考
(a)
内部変数を管理するための下請けルーチンとして 以下のものがある.
ncp = NumRu::DCL.umpqnp() 内部変数の総数 ncpを求める.
idx = NumRu::DCL.umpqid(cp) 内部変数 cpの位置 idxを求める.
cp = NumRu::DCL.umpqcp(idx) idxの位置にある内部変数の名前 cpを参照する.
ipara = NumRu::DCL.umpqvl(idx) idxの位置にある内部変数の値 iparaを参照する.
NumRu::DCL.umpsvl(idx,ipara) idxの位置にある内部変数の値 iparaを変更する.
(b)
UMpGETは上に述べたUMPQIDを呼んで 内部変数の位置を求め, umpqvlによって値を参照する; umpsetumpqidを呼んで内部変数の位置を求め, umpsvlによって値を設定する. したがって指定した内部変数名が見つからないとき, エラーメッセージはumpqidが出力する.
(c)
ITYPEとしては適切な型の定数または変数を指定すること.