4.3.24 shtlbw

1.
機能
ルジャンドル逆変換を行う.

2.
定義
帯状波数m(0)の実スペクトルデータ Smn (n =m,m+1,...,M) に対して,

isw=0の場合, 通常のルジャンドル逆変換;

(4.39)

を行う.

isw=1の場合, 緯度微分のルジャンドル逆変換;

(4.40)

を行う.

isw=-1の場合, 経度微分のルジャンドル逆変換;

(4.41)

を行う.

3.
呼び出し方法
wm = NumRu::DCL.shtlbw(mm,jm,m,isw,sm,work)

4.
パラメーターの説明
mm (I) 入力. 切断波数(M).
jm (I) 入力. 南北分割数の1/2(J)
isw (I) 入力. 変換の種類の指定(上記定義を参照)
m (I) 入力. 変換を行う帯状波数(m).
sm (R) 入力. スペクトルデータ. 長さ mm-m+1の配列(並び方は備考を参照).
wm (R) 出力. ウエーブデータ. 長さ (2*JM+1)の配列(並び方は備考を参照).
work (R) shtintで初期化された作業領域.

5.
備考
(a)
SM(M:MM)と宣言した場合, SM(N)にはSmnを格納すれば良い. また, WM(-JM:JM)と宣言した場合, WM(J)にはWm(sinφj) が格納される.
(b)
M≥0であること.