Microsoft Windows98 Second Edition のインストールを行います。 以下は、簡単なインストールの流れを示したものです。 不明な点はパッケージ付属のマニュアル (Microsoft Windows98 SECOND EDITION ファースト ステップ ガイド)を参照しましょう。
2001年の6月に行ったインストールでは、本来6GBあるはずの ハードディスクをWindows98では600KBとしか認識してくれないという 不具合が発生しました。
ここではその際にとった対応を記しておきます。
パーティションの切り方に問題があるのではないかという考えのもと、 パーティションを初期化するために今までのパーティションを削除し、 単一のパーティション(Cドライブ)で再構成 しようと試みました。
パーティションを初期化するのにMS-DOS上で「FDISK」を使用します。
MS-DOS を使用するには、主に
の2通りがあります。
とりあえずは1つめの方法でMS-DOSを立ち上げてください。すると
Microsoft(R) Windows 98 (C)Copyright Microsoft Corp 1981-1999. C:\WINDOWS> |
と表示されます。
下のコマンドを入力してください。
(はじめの「C:\WINDOWS>」)
はコマンドプロンプトなので
入力する必要はありません。
C:\WINDOWS>FDISK
すると、
「大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか (Y/N)..........? [Y]」
と聞かれるので、[Y](デフォルト) を選択し、Enterキーを押してください。
以下の「FDISK オプション」の画面が表示されます。
Microsoft Windows 98
ハードディスクセットアッププログラム
(C)Copyright Microsoft Corp. 1983 - 1998
FDISK オプション
現在のハードディスク: 1
次のうちからどれか選んでください:
1. MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを作成
2. アクティブな領域を設定
3. 領域または論理 MS-DOS ドライブを削除
4. 領域情報を表示
どれか選んでください: [1]
FDISK を終了するには Esc キーを押してください.
|
ここで、パーティションを削除する場合には [3]を選択してEnterキーを押してください。
そうすると、以下の画面になります。
MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを削除
現在のハードディスク: 1
次のうちからどれか選んでください:
1. 基本 MS-DOS 領域を削除
2. 拡張 MS-DOS 領域を削除
3. 拡張 MS-DOS 領域内の論理 MS-DOS ドライブを削除
4. 非 MS-DOS 領域を削除
どれか選んでください: [ ]
FDISK オプションに戻るには Esc キーを押してください.
|
ここで [1]を選択してEnterキーを押してください。 その後の質問にも適宜答え、パーティションの削除を行ってください。 また、複数のパーティションが存在する場合はそれらの すべてを削除してください。
さきほどの「FDISK オプション」で今度は [1]を選択して、 パーティションの作成を行います。選択を行うと、以下の画面が出てきます。
MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを作成
現在のハードディスク: 1
次のうちからどれか選んでください:
1. 基本 MS-DOS 領域を作成
2. 拡張 MS-DOS 領域を作成
3. 拡張 MS-DOS 領域内に論理 MS-DOS ドライブを作成
どれか選んでください: [1]
FDISK オプションに戻るには Esc キーを押してください.
|
作成するのは基本MS-DOS 領域なので [1]を選択してEnterキーを押してください。
選択後に容量を聞かれますが、6GB全部を割り当ててください。
「パーティションテーブルの設定がおかしいのでは?」 という可能性もあったので、マスターブートレコード(以下 MBR)の初期化も行いました。
パーティションの初期化を行った際と同様に MS-DOS上で
C:\WINDOWS>FDISK /MBR
と入力し、Enterキーを押すことで、MBRの初期化を行うことができます。
なお、既にパーティションを再構成してWindows自体が 立ち上がらない場合は、Windows98SEの付属のフロッピーディスク(PC/AT 互換機用)を 使用してMS-DOSを立ち上げ、以下のコマンドを入力してください。 (この際の「A:\>」もコマンドプロンプトなので入力の必要は ありません。)
A:\>FDISK /MBR
解決の決め手がどれだったのかはっきりしませんでしたが、 一応解決。 ちゃんと6GBでハードディスクを認識してくれるようになりました。
インターネットに接続するにはネットワークカードが 認識されているかどうかの確認をする必要があります。 また、ダイヤルアップ用のデバイスドライバはネットワークカードの正常な 動作を妨げる可能性があるため、停止させます。
この作業が終わったら、先ほどのようにネットワークカードがきちんと 認識されているかどうか確認してください。
先ほどと同様に「コントロールパネル」→「システム」→「デバイスマネージャ」→ 「ネットワークアダプタ」ときて、そこに「ダイヤルアップ アダプタ」 が無いかどうか確認してください。
もしも、あった場合には「ダイヤルアップ アダプタ」をダブルクリックし、 「デバイスの使用」の「このハードウェア プロファイルで使用不可にする」にチェックをつけて 「OK」としてください。
インターネットに接続するにはネットワークカードの 認識だけでなく, IP アドレスのを設定も必要となります。
| 設定項目 | 答え方 |
|---|---|
| IP アドレス | 133.87.45.83 |
| ネットマスク | 255.255.255.128 |
| ホスト名 | joho3 |
| ドメイン名 | ep.sci.hokudai.ac.jp |
| DNS サーバ | 133.87.45.70, 133.87.45.66, 133.87.1.11 |
Windows と Linux を一つのパソコンで使用するために パーティションをWindows領域とLinux領域とに分けます。
実際の作業は
2001年度 情報実験 第九回 の〔FIPSの使い方〕 にしたがって行ってください。
なお、今回のインストールでは
Windows領域 3074.9MB Linux領域 3074.9MB
と、ぴったり等分に分割しました。
| 最終更新日: 2001/07/02(森川靖大) | Copyright © 2000 epnetfan |