以下のパッケージをインストールする. なお, 以下は必要最低限なので管理者の好みに合わせて 使いやすいように設定して欲しい.
[1.1] インストールするパッケージリスト
パッケージ 解説 xserver-svga X サーバとして SVGA を用いるためのパッケージ. これに付随して多くの X 関係のパッケージがインストールはずである. xfonts-100dpi, xfonts-75dpi, xfonts-base, xfonts-scalable X 上で表示されるフォントを提供するパッケージ wmaker Window Manager の一つ. これは完全に現管理者の好みなので, afterstep や twm など 管理者の自由に選んで欲しい. xterm, kterm, krxvt X 上で動作するターミナル. xterm は 1 bite 文字のみ表示可能で, kterm, krxvt は 2 bite 文字 (日本語) を表示可能である. 
[1.2] 設定
[1.2.1] 確認
パッケージ xserver-svga を インストールした際に, 「デフォルトの X サーバを SVGA にしますか?」 という質問に Yes と答えているならば 以下の作業を行う. そうでない場合は, 一度 xserver-svga をアンインストールした後, 再度インストールし, SVGA を デフォルトの X サーバにすること.
[1.2.2] xf86cfg による設定
DNS サーバの場合, ビデオカードが特殊なので, 本来の X 設定ツールである xf86cfg や xf86config ではビデオカードを認識できないかのうせいがある. そこで xf86cfg (xf86config でも良いが) で大まかな XF86Config ファイルを生成し, 手書きでビデオカードに関する記述を加える.
以下で xf86cfg を起動する.
# xf86cfg
以下のように設定を行う. (以下はまだ完成していない).
[1.2.3] /etc/X11/XF86config の書き換え
  
    /etc/X11/XF86config に以下の記述を加え,
    対応する部分をコメントアウトする.
  
Section "Keyboard"
        Protocol        "Standard"
        XkbRules        "xfree86"
        XkbModel        "jp106"
        XkbLayout       "jp"
Section "Device"
        Identifier "Chips & Technologies 69000 PCI"
        VendorName "Chips & Technologies"
        BoardName "69000 PCI"
        VideoRam 2048
        Clocks 25.175 28.322
        Option "hw_cursor"  # a function of CT69000
        Option "no_stretch"
        Option "lcd_center" # This line is Important.
EndSection
Section "Screen"
        Driver "svga"
        Device "Chips & Technologies 69000 PCI"
        Monitor "My Monitor"
        DefaultColorDepth 16
        Subsection "Display"
            Depth       8
            Modes  "800x600"
            ViewPort 0 0
        EndSubsection
        Subsection "Display"
            Depth       16
            Modes  "800x600"
            ViewPort 0 0
        EndSubsection
        Subsection "Display"
            Depth       24
            Modes  "800x600"
            ViewPort 0 0
        EndSubsection
        Subsection "Display"
            Depth       32
            Modes  "800x600"
            ViewPort 0 0
        EndSubsection
EndSection
  ※ 参考資料
[1.3] 動作確認
最後に, 設定がうまくいったか確認するために以下のコマンドを実行する. (※ 一般ユーザでおこなうこと!!)
# startx
これで X が起動すれば良い.