密度の違う入れ物を二つ用意する。右側のプラスチックの入れ物(φ18.5×16.5 mm) には、ナットを入れてあり重さ11gである。左側は空洞で重さ0.4gである(上部にセロハンテープで 砂が入らないように蓋をしてある) 。 つまり、入れ物全体の密度はそれぞれ、2.5 g/cm3と0.1g/cm3である。 | 両方をアクリルの筒にいれる。 |
その上から、ガラスビーズ(soda-lime glass 平均粒径220ミクロン)を 注ぎ込む。 |
深さ10cm程度の深さまでいれる(上まで詰め込むと混合が難しくなる)。 |
上を蓋して、これを上下に10〜20回ほど振ります。 |
すると、ナットをいれた重いほうの入れ物だけが浮いてくる。 |
今度は逆さにしてみる。こうすると現時点においては、
上部表面に軽い入れ物があり、重いほうはそこにあるはず。 この状態で再び上下に振ると。 |
やはり、ナットをいれた重いほうの入れ物だけが浮いてくる。 |
何度やっても同じ。上下に振る限りガラスビーズのバルク密度(約1.5)より 重いほうが浮き上がり、軽いほうは沈んだままである。 |