前のページ

次のページ


gtool4/Fortran 90 リファレンス

gtool4 の変数 - 配列データ記述モデル

2000年11月30日 豊田英司


万物は変数

前のページに書いたように、gtool のデータ構造は変数(多次元配列)と変数の属性だけに単純化されています。ここでもう一度おさらいしましょう。

NetCDF に限らず、このようなインターフェイスを実現できるファイル形式であれば gtool4 は直接読み書きできるようにすることができます。

図形変数

万物は変数ですから、可視化表現も変数として格納されます。図形表現は図、等値線群、座標軸などといったオブジェクトに分解され、それぞれがひとつの図形変数として保存されます。図形変数は変数自体の次元・値には意味がなく、属性だけを利用します。図形変数はデータベースだとも言えるでしょう。

図形変数には線グラフ、等値線図、ベクトル散布図、座標軸、図、枠という種類があります。これらの詳細についてはこれから順に述べます。


前のページ

次のページ