続いて 2 次元の場合 MPDATA スキームを導出する. 2 次元の場合も (7)式に を代入するところまでは 1 次元 の場合と同様に計算する.
右辺第 3 項の の 2 階微分を空間微分に置き換える. このときクロスタームが現れることに注意.
これを代入して,
となる. 反拡散速度 は,
と与えられる. 実際に行なう手順は 1 次元のときと同様である.
ただし,
なお(24),(25)式において,
などとする.