この章から, 上位ルーチン群である GRPH2 の各パッケージについて解説しま
す.
まず, 自動スケーリングルーチンパッケージ USPACK ですが, すでに第 2.1節などで見たように USGRPH ルーチンでデータを 簡単にグラフ化することができます. このパッケージの主な機能は, 次の2つ です.
なお, 実際の折れ線グラフの描画は UUPACK, 座標軸やタイトルの描画は UXPACK/UYPACK/UZPACK に依存しています. ここで, DCL全体で使用する内部変 数「未定義値」をうまく使うと, より簡単に一次元図が描けるようになります.