Path: | physics/surfaceflux_diff.f90 |
Last Update: | Fri Jun 03 15:11:22 +0900 2011 |
Authors: | ODAKA Masatsugu |
Version: | $Id: surfaceflux_diff.f90,v 1.5 2011-06-03 06:11:22 sugiyama Exp $ |
Tag Name: | $Name: $ |
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License: | See COPYRIGHT |
下部境界からのフラックスによる温度と凝結成分の変化率をバルク方法に 基づいて計算するモジュール. これは中島 (1994) で用いられた方法である.
熱フラックスを Fh と凝結物質のフラックス Fq とすると, 温度と凝結物質 の変化率 H, Q は
H = Fh/Δz_1 Q = Fq/Δz_1
と表される. ここで Δz_1 は最下層の格子間隔である.
熱フラックス Fh と凝結物質のフラックス Fq は以下の式にしたがって 計算する.
Fh = - Cdρ|V| * (π_1θ_1 - T_sfc) Fh = - Cdρ|V| * (Q_1 - Q*(T_sfc))
ここで θ_1, Q_1, π_1 は最下層の温度と凝結物質の混合比および無次元 圧力関数, T_sfc は下部境界の温度, Q*(T_sfc) は T_sfc で決まる飽和混 合比である.
バルク係数 Cd は一定とする. 無次元圧力関数 π_1 は基本場の値を用いる. 風速値 |V| は
V = ( V^2 + V_0^2 )^(1/2)
と計算する.
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