第 1 部に示した式(1)(3)は以下のように変形した後に離散化する.
これらを以下のように離散化する. 移流項
は保存型と移流
型の混合型で計算する. 摩擦項
,
の時間積分は前進差分, その他の
項の積分は leap frog スキームと前進差分の組み合わせを用いて行う. 圧力項
の導出について第2.3節を参照.
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移流項
は 4 次中央
差分で空間離散化する. 摩擦項
,
と放射加熱項
と散逸加熱項
の時間積分は常に前進差分を用いて行う.
放射加熱項の計算方法は第5節を参照.
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圧力の診断式()を第2.1節で行った変形
にあわせて以下のように変形する.
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固有値を と固有ベクトルを を求めるために必要な
方向の係数行列 は
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方向についても適当な固有関数に展開して各モードに対する展開係数
を求める. ここでは三角関数で展開する.
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温度分布 を与え, 静水圧平衡の式と状態方程式を用いて
と を計算する.
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