私家版 backport が http://shugo.net/debian/woody/ruby/ にて提供されている。 まず、/etc/apt/sources.list に以下の一行を追加。
deb http://shugo.net/debian/woody/ruby/ ./
ここには ruby1.8 に関わるほとんどの deb パッケージが用意されている ようだ。電脳サーバにもアーカイブが置いてあるらしい。 こちら を参照せよ。
以下のコマンドを入力するだけ。他にも libcurses-ruby1.8 も欲しいので インストール。
# apt-get update # apt-get install ruby1.8 rdoc1.8 libcurses-ruby1.8
ただし、ruby コマンドは ruby1.6 にリンクされているので、 1.8 を使おうとする場合には ruby1.8 とコマンドしなければ ならないので注意。
rdtool は woody にもあるので、要するに欲しいのは rd2html-ext-lib だけな わけだが、rd2html-ext-lib を含むパッケージ librd-html-ext-ruby1.8 は librd-ruby1.8 に依存し、このパッケージは woody 版の rdtool パッケージ と競合する。
よって、rdtool を一度削除し、sarge の librd-ruby1.8 パッケージ をインストールし、その上で sarge の librd-html-ext-ruby1.8 と rdtool パッケージをインストールする。その際、librd-ruby1.8 が依存する libracc-runtime-ruby1.8 と libstrscan-ruby1.8 パッケージを インストールしておく必要がある。 (これは、上記の shugo.net から インストールできる)。
作業ログである。まず、ruby1.8 の woody への backport を探す が行 われているか確認し、libracc-runtime-ruby1.8 と libstrscan-ruby1.8 パッ ケージをインストール
# apt-get update # apt-get install libracc-runtime-ruby1.8 libstrscan-ruby1.8
# apt-get remove rdtool
少々強引だが、dennou から sarge 版のパッケージをもってくる。 (これらは libc とかではなくて ruby1.8 に依存しているので、 上記の作業が終わっていればインストールが可能)。
$ wget www.gfd-dennou.org/arch-large1/cc-env/Linux/debian/pool/main/libr/librd-html-ext-ruby/librd-html-ext-ruby1.8_0.1.4-1_all.deb $ wget www.gfd-dennou.org/arch-large1/cc-env/Linux/debian/pool/main/r/rdtool/librd-ruby1.8_0.6.16-3_all.deb $ wget www.gfd-dennou.org/arch-large1/cc-env/Linux/debian/pool/main/r/rdtool/rdtool_0.6.16-3_all.deb
順々にインストール
# dpkg -i librd-ruby1.8_0.6.16-3_all.deb # dpkg -i librd-html-ext-ruby1.8_0.1.4-1_all.deb # dpkg -i rdtool_0.6.16-3_all.deb
これで rd2html-ext-lib がインストールされ、デフォルトのパスで rd2html-ext-lib.rb が利用可能になる。
Last Updated: 2005/04/28, Since: 2005/04/28 | mailto: |