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[dennou-ruby:001735] Ruby/GSL
電脳倶楽部のみなさま
国立天文台の常定と申します。普段は特に交流はないのですが、
縁あって ML に入れていただいています。
GSL (GNU Scientific Library) の Ruby ラッパーを作って RAA
で公開しているのですが、最近(かなり久々に)バージョンアップ
して、GSL の主要機能ほぼ全てをカバーしました。
http://dev.ruby-lang.org/raa2.4/list.rhtml?name=ruby-gsl-1
これまでのバージョンでは
* GSL::Vector, Matrix クラスを利用した各種計算
* 線型代数
* 数値積分
* 統計処理
* 多項式の計算と求根
* 特殊関数(400種以上、数え方にもよるが、、、)
などがサポートされていました。あらたに追加されたものは
* FFT
* 常微分方程式
* Monte-Carlo 積分
* 1次元、多次元の方程式の求根
* 1次元、多次元の関数最小化
* 線型、非線型の多変数フィット
および
* GSL::Vector/Matrix クラスと NArray オブジェクトの相互変換
などです。
開発は MacOS X 10.3 (Darwin 7.3.0), Ruby 1.8.1, GSL-1.4 で
行っています。Cygwin での動作も確認はしてあります。
みなさん DCL で事足りているかとは思いますが、試用してみてい
ただけると幸いです。
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常定 芳基 Yoshiki Tsunesada (y.tsunesada@xxxxxx)
国立天文台 重力波プロジェクト推進室
TEL: +81-422-34-3625
FAX: +81-422-34-3793