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[dennou-ruby:003559] Re: ruby-dcl_1.6.2-2 について



堀之内 様、神代 様

安部です。
お返事をありがとうございました。

私はいつも Debian Dennou の sid からソースをダウンロードして
それをパッケージ化しています。
(以前、ここにあるソースは最新のものを使っているとお聞きしたので)
レポジトリ:http://www.gfd-dennou.org/library/cc-env/debian-dennou/sid
ここにあるソースを使う場合、tar ボールを一からパッケージ化しないで済みます。

ここにある ruby-dcl の最新版が 1.6.2 なので、私の方でもそのバージョンを
用いています。
(ちなみに dcl は 5.3.4 です)

本当ならば最新版の 1.7.0 をパッケージ化すべきなのですが、
その場合、(上記より)一から作業することになります。
しかし、現在そのような時間が取れそうにありません。

今確認したところ、squeeze の方に ruby-dcl の 1.6.3 があるようなので、
(レポジトリ:http://www.gfd-dennou.org/library/cc-env/debian-dennou
/squeeze)
今度はそちらで試してみます。
その際、1.6.2 と同様なエラーが出た場合は、とりあえず以下の対処をして
アップロードをしてみようと思います(今すぐに、は無理ですが)。

(2012/06/05 5:05), Tsuyoshi Koshiro wrote:
> 神代です.
>
> ちょっと意味不明でしたが,
>
>> 本当は作られるヘッダファイルを中でちゃんと使わないといけないのだ
>> ろうと気づいてはいたのですが, 1.7.0 では手をつけられませんでした.
>> いずれは対応したいと思ってはいます.
> これは, dcl を C化したときに作られる cdcl.h を, ruby-dcl でちゃんと
> 使わないといけないのだろう, という意味です.
-Wimplicit-function-declaration が、関数が宣言される前に使われた時に警告なので
cdcl.h を ruby-dcl で使うよう定義すれば大丈夫という意味でしょうか。


>
> At Tue, 05 Jun 2012 04:59:07 +0900,
> Tsuyoshi Koshiro wrote:
>> 神代です.
>>
>> すみません, 今回は私がリリース作業したのですが, アナウンスを忘れ
>> ていました.
>>
>> ruby-dcl-1.7.0 が 4/25 にリリースされています.
>> 今回の変更は, DCL-5.4.5 対応です.
>> 新しく追加された uipack や, 出力装置をオープンしたままカラーマッ
>> プを切り替える機能(PS,GTKのみ)が使えるようになっています.
>>
>> 安部さんご質問の件ですが, Ubuntu のほうでそのあたり判定が厳しく
>> なったということだとすると, やってくださってる対処で切り抜けられ
>> るなら, それでいいと思います.
>>
>> 本当は作られるヘッダファイルを中でちゃんと使わないといけないのだ
>> ろうと気づいてはいたのですが, 1.7.0 では手をつけられませんでした.
>> いずれは対応したいと思ってはいます.
>>
>>
>> At Mon, 04 Jun 2012 22:25:36 +0900,
>> Takeshi Horinouchi wrote:
>>> 安部さん:
>>>
>>> Ubuntsu サポートを継続してくれててありがとうございます。
>>> (大変ありがたいです。)
>>>
>>> ご質問の件ですが、関数宣言がどうなってるかはいまに始まっ
>>> た話ではないと思うので、ビルドの条件が何か変わったのでしょ
>>> うか。
>>>
>>> ところで、ruby-dcl_1.6.2 をつかってるのは何か理由がありますか。
>>> その後 1.6.3, 1.7.0 とでてますが。
>>>
>>> # 1.7.0 は DCL 5.4 対応です。(行き違いでアナウンスできて
>>>    なくてすみません。)
>>>
>>>> 皆様
>>>>
>>>> 天文台の安部です。
>>>>
>>>> 現在、以下のレポジトリにアップロードしていたUbuntu12.04(Precise)版の
>>>> パッケージ(gave関係)をインストールする際エラーが出ると分かったので、
>>>> 全てのパッケージについてビルドし直して再アップロードしているところです。
>>>>
>>>> レポジトリ:
>>>>  deb http://ppa.launchpad.net/gfd-dennou/ppa/ubuntu
>>>> <http://ppa.launchpad.net/gfd-dennou/ppa/ubuntu> precise main
>>>>  deb-src http://ppa.launchpad.net/gfd-dennou/ppa/ubuntu
>>>> <http://ppa.launchpad.net/gfd-dennou/ppa/ubuntu> precise main
>>>>
>>>> その中で、ruby-dcl_1.6.2-2がビルドエラーを出し、パッケージ化できません。
>>>> ビルドログ:
>>>> https://launchpad.net/~gfd-dennou/+archive/ppa/+build/3528184/+files/buildlog_ubuntu-precise-i386.ruby-dcl_1.6.2-2ubuntu2_FAILEDTOBUILD.txt.gz
>>>>
>>>> ログを見る限り、大量に出ているワーニングのいくつかが
>>>> エラーとして捉えられているため、うまくいってないようです。
>>>>
>>>> 以下は、手元で試したことです。
>>>>
>>>> 1) 「-Wimplicit-function-declaration」
>>>>  がワーニングの主な原因だったので外そうと思ったのですが、
>>>>  gccでコンパイルする時に使われる cdclconfig の Wall に含まれてしまって
>>>> いたので、
>>>>  WallをWに変更。
>>>>
>>>> 2) Wformat-securityというオプションもエラーを出す原因だったので外してみ
>>>> ました。
>>>>  (printf()の引数が関数の戻り値の場合にエラーを出すようです)
>>>>
>>>> 以上のことをしてみた結果、エラーを出すことなくパッケージ化できました。
>>>>
>>>> WallをWに変えたことでワーニングレベルがかなり下がったと思われますが、
>>>> 使えることも重要だと思うので、この状態でアップロードしてみようか検討して
>>>> います。
>>>>
>>>> いかがでしょうか。
>>>>
>>>> ちなみに、上記の様にオプションを外して作ったパッケージをインストールして
>>>> demoを動かしてみましたが、エラーが出ることなくすべて実行できました。
>>>>
>>>> コメントをよろしくお願いします。
>>>>
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>>>> 国立天文台 天文データセンター
>>>> 専門研究職員
>>>> 安部 実希
>>>> EWMail:abe@xxxxxxxxxxxxxx
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> 気象研究所気候研究部第四研究室 支援研究員
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