IGModel-SW は, 主に Tomita, etal(2001) をもとにして作成した, 正二十面体格子による全球浅水モデルである.
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- 作者:
- Yuta Kawai
支配方程式系
- 連続の式は, 以下のようなフラックスフォームにして用いる.
ここで,
は下部地形の高度である.
格子系
- 正二十面格子の採用
- バネ力学を用いた正二十面格子の改良
数値計算手法
- 空間の離散化
- 支配方程式系に現れる空間微分演算子の離散化には, 有限体積法が用いられている. そのため, 輸送される物理量(質量フラックスなど)の全球積分は保存する.
- 時間積分スキーム
- 三次の Adams-Bashforth 法(ただし, 最初の 2 ステップは, 4 次の Runge=Kutta 法)を用いる.