 
 
 
 
 
   
 11
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ここでは支配方程式を記し, 特に力学過程2について詳細を記す.
 
まず支配方程式の中で力学過程と認知される部分・項を示す. ついで各々の詳細を述べる.
  
2 22
2
22
2 22
22
ここでは支配方程式を順に示す. この方程式の詳細に関しては, Haltiner and Williams (1980) もしくは 第A章 を参照せよ.
ここで,
ただし, 
 は水平拡散項であり, 3.3 で説明される.
は水平拡散項であり, 3.3 で説明される. 
 は小規模運動過程による力である.
は小規模運動過程による力である. 
 は放射, 凝結, 小規模運動過程等による加熱・温度変化,
 は放射, 凝結, 小規模運動過程等による加熱・温度変化, 
 は凝結, 小規模運動過程等による水蒸気ソース項,
は凝結, 小規模運動過程等による水蒸気ソース項, 
 は摩擦熱である.
 は摩擦熱である. 
鉛直流に関する境界条件は
|  | (24) | 
 系での鉛直速度
系での鉛直速度 を求める診断式
を求める診断式
ただし熱的境界条件については ![[*]](crossref.png) 章において記述する. 
2
 章において記述する. 
2 22
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水平拡散項は, 次のように の形で計算されるのが普通である.
の形で計算されるのが普通である. 
| ![\begin{displaymath}
{\cal D}(D) = - K_{HD}
\left[ (-1)^{N_D/2} \nabla^{N_D}
- \left( \frac{2}{a^2} \right)^{N_D/2}
\right]
D ,
\end{displaymath}](img74.png) | (28) | 
|  | (29) | 
|  | (30) | 
 としては, 4
としては, 4 16を用いる.
16を用いる.
水平拡散を波数に依存しない一様な値にすることもできる. 詳細省略.
 
 
 
 
