高橋(芳) による解説 このサブルーチンでやっていることは, 6.7 μm におけるダストの光学的深さ 分布 (変数は xyr_DOD067) の決定.
dcpam5-20121128 版の 365行目-371行目:
do k = 1, kmax xyz_MixRtDust(:,:,k) = MixRtDust0 & & * exp( DustVerDistCoef & & * ( 1.0_DP - ( DustVerDistRefPress / xyz_Press(:,:,k) )**(70.0d3/xy_MaxHeightDust) ) & & ) end do xyz_MixRtDust = min( xyz_MixRtDust, MixRtDust0 )
において, 鉛直分布の形だけを決めている. MixRtDust0 には適当な値 (具体的には 1.0) を入れている.
この分布の形を使って, 光学的深さの仮の値を計算する (374 行目-379 行目):
k = kmax xyr_DOD067(:,:,k) = 0.0_DP do k = kmax-1, 0, -1 xyr_DOD067(:,:,k) = xyr_DOD067(:,:,k+1) & & + xyz_MixRtDust(:,:,k+1) * ( xyr_Press(:,:,k) - xyr_Press(:,:,k+1) ) / Grav end do
仮の値を, 設定したい光学的深さの値にするための factor xy_DODFac を計算する (381 行目).
xy_DODFac = xy_DOD067 * xyr_Press(:,:,0) / DustOptDepRefPress / xyr_DOD067(:,:,0)
最後に, factor xy_DODFac を仮の値にかける.
という順番で光学的深さの分布を決めている.