Class | dc_clock |
In: |
dc_utils/dc_clock.F90
|
プログラムの処理に要した CPU 時間を計測して表示します.
DCClockCreate : | CLOCK 型変数の初期設定 |
DCClockStart : | 計測の開始 |
DCClockStop : | 計測の一時停止 |
DCClockClose : | 構造型 CLOCK 変数の終了処理 |
DCClockGet, DCClockEvalSec : | CPU 時間 (単位: 秒) の取得 |
DCClockToChar : | CPU 時間を適当に整形して文字型変数に変換 |
DCClockPutLine : | 構造型 CLOCK 変数の情報を表示 |
DCClockResult : | CPU 時間に関する総合的な情報を表示 |
DCClockPredict : | プログラムが終了するまでの予測 CPU 時間, および日時を表示 |
DCClockSetName : | 名称の再設定 |
operator(+) : | 加算 (dc_clock#CLOCK 型同士) |
operator(-) : | 減算 (dc_clock#CLOCK 型同士) |
始めに, 構造型 CLOCK の変数を定義し, DCClockCreate で初期化します. プログラム中の計測開始地点で DCClockStart を呼び出し, 計測を一時停止する地点で DCClockStop を呼び出します. DCClockResult によって経過時間を表示します. DCClockPredict を使用することでプログラムが終了するまでの残り CPU 時間 の予測値を表示することが可能です.
program dc_clock_sapmle1 use dc_clock, only: CLOCK, DCClockCreate, DCClockClose, & & DCClockStart, DCClockStop, DCClockResult, DCClockPredict, & & operator(+) implicit none type(CLOCK):: clock1, clock2 integer:: i, j integer, parameter:: loop_num = 8 real:: a, b call DCClockCreate( clk = clock1, & ! (out) & name = 'exponential' ) ! (in) call DCClockCreate( clk = clock2, & ! (out) & name = 'four-operations' ) ! (in) a = 2.0 b = 1.0 do i = 1, loop_num call DCClockStart( clk = clock1 ) ! (inout) do j = 1, 1000000 a = (a**2)**0.3 + 1.0 enddo call DCClockStop( clk = clock1 ) ! (inout) call DCClockStart( clk = clock2 ) ! (inout) do j = 1, 1000000 b = b / 3.0 * 2.0 + 1.0 - 1.0e-1 enddo call DCClockStop( clk = clock2 ) ! (inout) call DCClockPredict( & & clk = clock1 + clock2, & ! (in) & progress = real(i)/real(loop_num) ) ! (in) enddo call DCClockResult( & & clks = (/clock1, clock2/), & ! (in) & total_auto = .true. ) ! (in) call DCClockClose( clk = clock1 ) ! (inout) call DCClockClose( clk = clock2 ) ! (inout) write(*,*) 'a = ', a write(*,*) 'b = ', b end program dc_clock_sapmle1
CPU 時間はシステム CPU 時間とユーザ CPU 時間とに分けることが できます. dc_clock では CPU 時間の計測に cpu_time サブルーチン (Fortran 95 規格で導入された組込みサブルーチン) を使用しているため, 計測された CPU 時間がシステム CPU 時間なのかユーザ CPU 時間なのか, もしくは両方の合計なのかどうかは処理系の cpu_time に依存しています. (大抵は両方の合計である場合が多いようです).
バージョン 20071009 以前に利用可能だった以下の手続きは, 後方互換のため, しばらくは利用可能です.
Derived Type : | |||
name : | character(STRING) | ||
start_time : | real(DP)
| ||
elapsed_time : | real(DP)
| ||
start_date : | type(DC_DATETIME)
| ||
initialized = .false. : | logical
|
CPU 時刻計測用の構造体です. 初期化には Create を, 終了処理には Close を用います.
詳しい使い方は dc_clock の Usage を参照ください.
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
CLOCK 型の変数をクローズします.
Alias for DCClockClose0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(out) |
name : | character(*), intent(in) |
CLOCK 型の変数を利用する際にはまずこのサブルーチンによって 初期化を行ってください. name には計測内容を与えてください.
Alias for DCClockCreate0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
CLOCK 型の変数をクローズします.
Alias for DCClockClose0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(out) |
name : | character(*), intent(in) |
CLOCK 型の変数を利用する際にはまずこのサブルーチンによって 初期化を行ってください. name には計測内容を与えてください.
Alias for DCClockCreate0
Function : | |
result : | real(DP) |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
CPU 時間 (単位: 秒) を返します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, -1.0 が返ります.
Alias for DCClockEvalSecD
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
sec : | real(DP), intent(out) |
err : | logical, intent(out), optional |
CPU 時間 (単位: 秒) を sec に取得します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. 第二引数 err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockGetD
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
sec : | real, intent(out) |
err : | logical, intent(out), optional |
CPU 時間 (単位: 秒) を sec に取得します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockGetR
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
progress : | real, intent(in) |
unit : | integer, intent(in), optional |
err : | logical, intent(out), optional |
CLOCK 変数 clk と progress から, プログラムが 終了するまでの予測 CPU 時間, および日時を以下のように表示します.
########## PREDICTION OF CALCULATION ########### Start Date 2007-03-08T16:49:25+09:00 Current Date 2007-03-08T16:49:27+09:00 Progress 66.67% [**************** ] Remaining CPU TIME 0.100000E+01 Completion Date 2007-03-08T16:49:28+09:00
第2引数である progress には 0 〜 1 までの値を与えてください. プログラムの開始時を 0, 終了時を 1 とします. (例えば, プログラムが半分進んだ時には 0.5 を与えます).
ここで行う「予測」とは, これまでの経過時間および 終了したプログラムの分量から単純なアルゴリズムで割り出している ものなので, 正確な予測値を返すわけではありません. あくまで目安として利用してください.
引数 unit には出力先の装置番号を 与えてください. unit を与えない場合, 標準出力へ表示されます.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockPredict0
Subroutine : | |||
clk : | type(CLOCK), intent(in) | ||
unit : | integer, intent(in), optional | ||
indent : | character(*), intent(in), optional
| ||
err : | logical, intent(out), optional |
構造型 CLOCK 変数に関する情報を表示します. unit には出力先の装置番号を 与えてください. unit を与えない場合, 標準出力へ表示されます.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockPutLine0
Subroutine : | |
clks(:) : | type(CLOCK), intent(in) |
unit : | integer, intent(in), optional |
total_auto : | logical, intent(in), optional |
clk_total : | type(CLOCK), intent(in), optional |
total_name : | character(*), intent(in), optional |
err : | logical, intent(out), optional |
CPU 時間の総計を表示します. clks へ, CLOCK 変数の配列を 与えてください. プログラムの最後で呼び出されることを 想定しています. unit には出力先の装置番号を 与えてください. unit を与えない場合, 標準出力へ表示されます.
引数 total_auto に .true. を与えると, clks を全て足し合わせた 合計値を自動的に表示します. 下記の引数 clk_total が与えられている 場合は clk_total が優先されます.
引数 clk_total に CLOCK 変数を与えると, この変数を合計値と して表示します.
引数 total_name に文字型変数を与えると, 総計メッセージの 冒頭にこの文字列を出力します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockResult0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
name : | character(*), intent(in) |
err : | logical, intent(out), optional |
CLOCK 変数 clk の計測内容の名称を変更します. この名称は Create の name 引数で指定されたものです.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockSetName0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
err : | logical, intent(out), optional |
このサブルーチンを呼んだ時点で計測を開始します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockStart0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
err : | logical, intent(out), optional |
このサブルーチンを呼んだ時点で計測を一時停止します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockStop0
Function : | |
result : | character(STRING) |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
CPU 時間に関して適当に整形を行い, 文字型変数に変換して返します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, 空文字が返ります.
Alias for DCClockToChar0
Function : | |
result : | real(DP) |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
CPU 時間 (単位: 秒) を返します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, -1.0 が返ります.
Alias for DCClockEvalSecD
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
sec : | real(DP), intent(out) |
err : | logical, intent(out), optional |
CPU 時間 (単位: 秒) を sec に取得します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. 第二引数 err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockGetD
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
sec : | real, intent(out) |
err : | logical, intent(out), optional |
CPU 時間 (単位: 秒) を sec に取得します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockGetR
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
progress : | real, intent(in) |
unit : | integer, intent(in), optional |
err : | logical, intent(out), optional |
CLOCK 変数 clk と progress から, プログラムが 終了するまでの予測 CPU 時間, および日時を以下のように表示します.
########## PREDICTION OF CALCULATION ########### Start Date 2007-03-08T16:49:25+09:00 Current Date 2007-03-08T16:49:27+09:00 Progress 66.67% [**************** ] Remaining CPU TIME 0.100000E+01 Completion Date 2007-03-08T16:49:28+09:00
第2引数である progress には 0 〜 1 までの値を与えてください. プログラムの開始時を 0, 終了時を 1 とします. (例えば, プログラムが半分進んだ時には 0.5 を与えます).
ここで行う「予測」とは, これまでの経過時間および 終了したプログラムの分量から単純なアルゴリズムで割り出している ものなので, 正確な予測値を返すわけではありません. あくまで目安として利用してください.
引数 unit には出力先の装置番号を 与えてください. unit を与えない場合, 標準出力へ表示されます.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockPredict0
Subroutine : | |||
clk : | type(CLOCK), intent(in) | ||
unit : | integer, intent(in), optional | ||
indent : | character(*), intent(in), optional
| ||
err : | logical, intent(out), optional |
構造型 CLOCK 変数に関する情報を表示します. unit には出力先の装置番号を 与えてください. unit を与えない場合, 標準出力へ表示されます.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockPutLine0
Subroutine : | |
clks(:) : | type(CLOCK), intent(in) |
unit : | integer, intent(in), optional |
total_auto : | logical, intent(in), optional |
clk_total : | type(CLOCK), intent(in), optional |
total_name : | character(*), intent(in), optional |
err : | logical, intent(out), optional |
CPU 時間の総計を表示します. clks へ, CLOCK 変数の配列を 与えてください. プログラムの最後で呼び出されることを 想定しています. unit には出力先の装置番号を 与えてください. unit を与えない場合, 標準出力へ表示されます.
引数 total_auto に .true. を与えると, clks を全て足し合わせた 合計値を自動的に表示します. 下記の引数 clk_total が与えられている 場合は clk_total が優先されます.
引数 clk_total に CLOCK 変数を与えると, この変数を合計値と して表示します.
引数 total_name に文字型変数を与えると, 総計メッセージの 冒頭にこの文字列を出力します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockResult0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
name : | character(*), intent(in) |
err : | logical, intent(out), optional |
CLOCK 変数 clk の計測内容の名称を変更します. この名称は Create の name 引数で指定されたものです.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockSetName0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
err : | logical, intent(out), optional |
このサブルーチンを呼んだ時点で計測を開始します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockStart0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
err : | logical, intent(out), optional |
このサブルーチンを呼んだ時点で計測を一時停止します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
Alias for DCClockStop0
Function : | |
result : | character(STRING) |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
CPU 時間に関して適当に整形を行い, 文字型変数に変換して返します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, 空文字が返ります.
Alias for DCClockToChar0
Function : | |
clk_total : | type(CLOCK) |
clk1 : | type(CLOCK), intent(in) |
clk2 : | type(CLOCK), intent(in) |
CLOCK 変数 clk1 と clk2 を足し合わせます. 与えられた 2 つの CLOCK 変数の CPU 時間を合計し, CLOCK 変数として返します. 計測内容の名称は clk1 と clk2 の名称を ’+’ で組み合わせたものとなります.
function DCClockAdd(clk1, clk2) result(clk_total) ! !=== CLOCK 変数を足し合わせる ! ! CLOCK 変数 <b>clk1</b> と <b>clk2</b> を足し合わせます. ! 与えられた 2 つの CLOCK 変数の CPU 時間を合計し, ! CLOCK 変数として返します. 計測内容の名称は <b>clk1</b> と <b>clk2</b> ! の名称を '+' で組み合わせたものとなります. ! use dc_string, only: CPrintf use dc_date, only: operator(+), operator(<) implicit none type(CLOCK), intent(in):: clk1 type(CLOCK), intent(in):: clk2 type(CLOCK):: clk_total continue if (.not. clk1 % initialized .or. .not. clk2 % initialized) then clk_total % initialized = .false. return end if clk_total % name = CPrintf('%c+%c', c1=trim(clk1 % name), c2=trim(clk2 % name)) clk_total % start_time = - 1.0 clk_total % initialized = .true. clk_total % elapsed_time = 0.0 if (clk1 % start_date < clk2 % start_date) then clk_total % start_date = clk1 % start_date else clk_total % start_date = clk2 % start_date end if clk_total % elapsed_time = clk1 % elapsed_time + clk2 % elapsed_time end function DCClockAdd
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
CLOCK 型の変数をクローズします.
subroutine DCClockClose0(clk) ! !=== CLOCK の終了サブルーチン ! ! CLOCK 型の変数をクローズします. ! implicit none type(CLOCK), intent(inout):: clk character(*), parameter:: subname = 'DCClockClose' continue call BeginSub(subname) if (clk % initialized) then clk % initialized = .false. clk % name = '' end if call EndSub(subname) end subroutine DCClockClose0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(out) |
name : | character(*), intent(in) |
CLOCK 型の変数を利用する際にはまずこのサブルーチンによって 初期化を行ってください. name には計測内容を与えてください.
subroutine DCClockCreate0(clk, name) ! !=== CLOCK の初期化用サブルーチン ! ! CLOCK 型の変数を利用する際にはまずこのサブルーチンによって ! 初期化を行ってください. *name* には計測内容を与えてください. ! use dc_message, only: MessageNotify use dc_date, only: DCDateTimeCreate implicit none type(CLOCK), intent(out):: clk character(*), intent(in):: name character(*), parameter:: subname = 'DCClockCreate' continue call BeginSub(subname, 'name=%c', c1=trim(name), version=version) if (clk % initialized) then call MessageNotify('W', subname, 'This argument (type CLOCK) is already initialized.') call DbgMessage('already initialized') goto 999 end if clk % name = name clk % elapsed_time = 0.0 clk % start_time = - 1.0 clk % initialized = .true. call DCDateTimeCreate(clk % start_date) call DbgMessage('normal initialized') 999 continue call EndSub(subname) end subroutine DCClockCreate0
Function : | |
result : | real(DP) |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
CPU 時間 (単位: 秒) を返します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, -1.0 が返ります.
function DCClockEvalSecD(clk) result(result) ! !=== CPU 時間 (単位: 秒) の取得 ! ! CPU 時間 (単位: 秒) を返します. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate ! による初期化が行われていない場合, -1.0 が返ります. ! use dc_types, only: DP implicit none type(CLOCK), intent(in):: clk real(DP):: result logical:: err continue call DCClockGetD(clk, result, err) if (err) result = -1.0_DP end function DCClockEvalSecD
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
sec : | real(DP), intent(out) |
err : | logical, intent(out), optional |
CPU 時間 (単位: 秒) を sec に取得します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. 第二引数 err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
subroutine DCClockGetD(clk, sec, err) !:doc-priority 60: ! !=== CPU 時間 (単位: 秒) の取得 ! ! CPU 時間 (単位: 秒) を *sec* に取得します. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, ! エラーを発生させます. ! 第二引数 *err* を与える場合には *err* に .true. が返り, ! プログラムは続行されます. ! use dc_types, only: DP use dc_string, only: CPrintf use dc_message, only: MessageNotify use dc_date, only: EvalSec use dc_error, only: StoreError, DC_ENOTINIT, DC_NOERR implicit none type(CLOCK), intent(in):: clk real(DP), intent(out):: sec logical, intent(out), optional:: err character(STRING):: cause_c integer:: stat character(*), parameter:: subname = 'DCClockGetD' continue call BeginSub(subname) stat = DC_NOERR cause_c = 'CLOCK' if (.not. clk % initialized) then call MessageNotify('W', subname, 'Call Create before Get in dc_clock.') call DbgMessage('Ignored because input argument was not initialized.') stat = DC_ENOTINIT goto 999 end if sec = clk % elapsed_time call DbgMessage('name=%c, return sec=<%f>', c1=trim(clk % name), d=(/sec/)) 999 continue call StoreError(stat, subname, err, cause_c) call EndSub(subname) end subroutine DCClockGetD
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
sec : | real, intent(out) |
err : | logical, intent(out), optional |
CPU 時間 (単位: 秒) を sec に取得します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
subroutine DCClockGetR(clk, sec, err) !:doc-priority 40: ! !=== CPU 時間 (単位: 秒) の取得 ! ! CPU 時間 (単位: 秒) を *sec* に取得します. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, ! エラーを発生させます. *err* を与える場合には *err* に .true. が返り, ! プログラムは続行されます. ! use dc_types, only: DP use dc_message, only: MessageNotify use dc_date, only: EvalSec use dc_string, only: CPrintf use dc_error, only: StoreError, DC_ENOTINIT, DC_NOERR implicit none type(CLOCK), intent(in):: clk real, intent(out):: sec logical, intent(out), optional:: err character(STRING):: cause_c integer:: stat character(*), parameter:: subname = 'DCClockGetR' continue call BeginSub(subname) stat = DC_NOERR cause_c = 'CLOCK' if (.not. clk % initialized) then call MessageNotify('W', subname, 'Call Create before Get in dc_clock.') call DbgMessage('Ignored because input argument was not initialized.') stat = DC_ENOTINIT goto 999 end if sec = clk % elapsed_time call DbgMessage('name=%c, return sec=<%r>', c1=trim(clk % name), r=(/sec/)) 999 continue call StoreError(stat, subname, err, cause_c) call EndSub(subname) end subroutine DCClockGetR
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
progress : | real, intent(in) |
unit : | integer, intent(in), optional |
err : | logical, intent(out), optional |
CLOCK 変数 clk と progress から, プログラムが 終了するまでの予測 CPU 時間, および日時を以下のように表示します.
########## PREDICTION OF CALCULATION ########### Start Date 2007-03-08T16:49:25+09:00 Current Date 2007-03-08T16:49:27+09:00 Progress 66.67% [**************** ] Remaining CPU TIME 0.100000E+01 Completion Date 2007-03-08T16:49:28+09:00
第2引数である progress には 0 〜 1 までの値を与えてください. プログラムの開始時を 0, 終了時を 1 とします. (例えば, プログラムが半分進んだ時には 0.5 を与えます).
ここで行う「予測」とは, これまでの経過時間および 終了したプログラムの分量から単純なアルゴリズムで割り出している ものなので, 正確な予測値を返すわけではありません. あくまで目安として利用してください.
引数 unit には出力先の装置番号を 与えてください. unit を与えない場合, 標準出力へ表示されます.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
subroutine DCClockPredict0(clk, progress, unit, err) ! !=== プログラムが終了するまでの予測 CPU 時間, および日時を表示 ! ! CLOCK 変数 *clk* と *progress* から, プログラムが ! 終了するまでの予測 CPU 時間, および日時を以下のように表示します. ! ! ########## PREDICTION OF CALCULATION ########### ! Start Date 2007-03-08T16:49:25+09:00 ! Current Date 2007-03-08T16:49:27+09:00 ! Progress 66.67% [**************** ] ! Remaining CPU TIME 0.100000E+01 ! Completion Date 2007-03-08T16:49:28+09:00 ! ! 第2引数である *progress* には 0 〜 1 までの値を与えてください. ! プログラムの開始時を 0, 終了時を 1 とします. (例えば, ! プログラムが半分進んだ時には 0.5 を与えます). ! ! ここで行う「予測」とは, これまでの経過時間および ! 終了したプログラムの分量から単純なアルゴリズムで割り出している ! ものなので, 正確な予測値を返すわけではありません. ! あくまで目安として利用してください. ! ! 引数 *unit* には出力先の装置番号を ! 与えてください. *unit* を与えない場合, 標準出力へ表示されます. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, ! エラーを発生させます. *err* を与える場合には *err* に .true. が返り, ! プログラムは続行されます. ! use dc_types, only: STDOUT, DP use dc_message, only: MessageNotify use dc_string, only: toChar, CPrintf, Printf use dc_error, only: StoreError, DC_ENOTINIT, DC_NOERR use dc_date_types, only: DC_DIFFTIME, DC_DATETIME use dc_date, only: operator(+), DCDateTimeCreate, toChar, EvalSec, DCDiffTimeCreate implicit none type(CLOCK), intent(in):: clk real, intent(in):: progress integer, intent(in), optional:: unit logical, intent(out), optional:: err character(STRING):: cause_c integer:: stat, out_unit type(DC_DIFFTIME):: remain_diff type(DC_DATETIME):: comp_date, cur_date character(7):: prog_percent character(25):: prog_bar integer:: prog_bar_ptr real:: prog_valid #ifdef LIB_MPI logical:: initflag_mpi integer:: err_mpi, myrank_mpi #endif character(*), parameter:: subname = 'DCClockPredict' continue call BeginSub(subname) stat = DC_NOERR cause_c = 'CLOCK' if (.not. clk % initialized) then call MessageNotify('W', subname, 'Call Create before Predict in dc_clock.') call DbgMessage('Ignored because input argument was not initialized.') stat = DC_ENOTINIT goto 999 end if if (progress <= 0.0) then call MessageNotify('W', subname, 'Specify 0.0 -- 1.0 value to "progress"') return elseif (progress > 1.0) then call MessageNotify('W', subname, 'Over 1.0 value to "progress" was modified to 1.0') prog_valid = 1.0 else prog_valid = progress end if if (present(unit)) then out_unit = unit else out_unit = STDOUT end if call DCDiffTimeCreate( remain_diff, sec = real(nint(EvalSec(clk) / prog_valid * (1.0 - prog_valid)), DP) ) call DCDateTimeCreate(cur_date) comp_date = cur_date + remain_diff prog_percent = '' prog_percent = adjustr(trim(printf_g5_2(real(prog_valid * 100, DP))) // '%') prog_bar = '' prog_bar_ptr = int(prog_valid * 25) if (prog_bar_ptr > 0) prog_bar(1:prog_bar_ptr) = '*************************' #ifdef LIB_MPI call MPI_Initialized(initflag_mpi, err_mpi) if ( initflag_mpi ) then call MPI_Comm_Rank(MPI_COMM_WORLD, myrank_mpi, err_mpi) if ( myrank_mpi /= 0 ) goto 999 end if #endif call Printf(out_unit, '') call Printf(out_unit, ' ########## PREDICTION OF CALCULATION ###########') call Printf(out_unit, ' Start Date %c', c1=trim(toChar(clk % start_date))) call Printf(out_unit, ' Current Date %c', c1=trim(toChar(cur_date))) call Printf(out_unit, ' Progress %c [%c]', c1=prog_percent, c2=prog_bar) call Printf(out_unit, ' Remaining CPU TIME %c %c', c1=trim(result_value_form(EvalSec(remain_diff))), c2=trim(fit_unit_value(0.0_DP, remain_diff))) call Printf(out_unit, ' Completion Date %c', c1=trim(toChar(comp_date))) 999 continue call StoreError(stat, subname, err, cause_c) call EndSub(subname) end subroutine DCClockPredict0
Subroutine : | |||
clk : | type(CLOCK), intent(in) | ||
unit : | integer, intent(in), optional | ||
indent : | character(*), intent(in), optional
| ||
err : | logical, intent(out), optional |
構造型 CLOCK 変数に関する情報を表示します. unit には出力先の装置番号を 与えてください. unit を与えない場合, 標準出力へ表示されます.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
subroutine DCClockPutLine0(clk, unit, indent, err) ! !=== 構造型 CLOCK 変数の情報を表示 ! ! 構造型 CLOCK 変数に関する情報を表示します. *unit* には出力先の装置番号を ! 与えてください. *unit* を与えない場合, 標準出力へ表示されます. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, ! エラーを発生させます. *err* を与える場合には *err* に .true. が返り, ! プログラムは続行されます. ! use dc_types, only: STDOUT use dc_message, only: MessageNotify use dc_string, only: Printf, toChar, CPrintf use dc_date, only: EvalSec, EvalDay, toChar use dc_error, only: StoreError, DC_ENOTINIT, DC_NOERR use dc_types, only: DP implicit none type(CLOCK), intent(in):: clk integer, intent(in), optional:: unit character(*), intent(in), optional:: indent ! 表示されるメッセージの字下げ. ! ! Indent of displayed messages. logical, intent(out), optional:: err integer:: out_unit character(STRING):: cause_c integer:: stat integer:: indent_len character(STRING):: indent_str character(*), parameter:: subname = 'DCClockPutLine' continue call BeginSub(subname) stat = DC_NOERR cause_c = 'CLOCK' if (.not. clk % initialized) then call MessageNotify('W', subname, 'Call Create before PutLine in dc_clock.') call DbgMessage('Ignored because input argument was not initialized.') stat = DC_ENOTINIT goto 999 end if if (present(unit)) then out_unit = unit else out_unit = STDOUT end if indent_len = 0 indent_str = '' if (present(indent)) then if (len(indent) /= 0) then indent_len = len(indent) indent_str(1:indent_len) = indent end if end if call Printf(out_unit, indent_str(1:indent_len) // '#<CLOCK:: @name=%c @clocking=%y @elapsed_time=%f sec. %c @start_date=%c>', c1=trim(clk % name), l=(/clk % start_time > 0.0_DP/), d=(/clk % elapsed_time/), c2=trim(fit_unit_value(clk % elapsed_time)), c3=trim(toChar(clk % start_date))) call DbgMessage('name=%c, output to device number %d', c1=trim(clk % name), i=(/out_unit/)) 999 continue call StoreError(stat, subname, err, cause_c) call EndSub(subname) end subroutine DCClockPutLine0
Subroutine : | |
clks(:) : | type(CLOCK), intent(in) |
unit : | integer, intent(in), optional |
total_auto : | logical, intent(in), optional |
clk_total : | type(CLOCK), intent(in), optional |
total_name : | character(*), intent(in), optional |
err : | logical, intent(out), optional |
CPU 時間の総計を表示します. clks へ, CLOCK 変数の配列を 与えてください. プログラムの最後で呼び出されることを 想定しています. unit には出力先の装置番号を 与えてください. unit を与えない場合, 標準出力へ表示されます.
引数 total_auto に .true. を与えると, clks を全て足し合わせた 合計値を自動的に表示します. 下記の引数 clk_total が与えられている 場合は clk_total が優先されます.
引数 clk_total に CLOCK 変数を与えると, この変数を合計値と して表示します.
引数 total_name に文字型変数を与えると, 総計メッセージの 冒頭にこの文字列を出力します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
subroutine DCClockResult0(clks, unit, total_auto, clk_total, total_name, err) ! !=== CPU 時間の総計を表示 ! ! CPU 時間の総計を表示します. *clks* へ, CLOCK 変数の配列を ! 与えてください. プログラムの最後で呼び出されることを ! 想定しています. *unit* には出力先の装置番号を ! 与えてください. *unit* を与えない場合, 標準出力へ表示されます. ! ! 引数 *total_auto* に .true. を与えると, *clks* を全て足し合わせた ! 合計値を自動的に表示します. 下記の引数 *clk_total* が与えられている ! 場合は *clk_total* が優先されます. ! ! 引数 *clk_total* に CLOCK 変数を与えると, この変数を合計値と ! して表示します. ! ! 引数 *total_name* に文字型変数を与えると, 総計メッセージの ! 冒頭にこの文字列を出力します. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, ! エラーを発生させます. *err* を与える場合には *err* に .true. が返り, ! プログラムは続行されます. ! use dc_types, only: STDOUT, STRING, DP use dc_message, only: MessageNotify use dc_string, only: Printf, toChar, CPrintf use dc_date, only: EvalSec use dc_error, only: StoreError, DC_ENOTINIT, DC_NOERR implicit none type(CLOCK), intent(in):: clks(:) integer, intent(in), optional:: unit logical, intent(in), optional:: total_auto type(CLOCK), intent(in), optional:: clk_total logical, intent(out), optional:: err character(*), intent(in), optional:: total_name integer:: out_unit, i, clks_size, ra character(20):: clk_name character(STRING):: cause_c character(STRING):: total_name_work type(CLOCK):: clk_auto_total logical:: total_print_complete real(DP):: elapsed_time_val_cor integer:: stat character(*), parameter:: total_time_mes = ' TOTAL TIME = ' #ifdef LIB_MPI logical:: initflag_mpi integer:: err_mpi #endif integer:: myrank_mpi, nprocs_mpi character(*), parameter:: subname = 'DCClockResult' continue call BeginSub(subname) stat = DC_NOERR cause_c = 'CLOCK' clks_size = size(clks) do i = 1, clks_size if (.not. clks(i) % initialized) then call MessageNotify('W', subname, 'Call Create before Result in dc_clock.') call DbgMessage('Ignored because input argument was not initialized.') stat = DC_ENOTINIT goto 999 end if end do if (present(unit)) then out_unit = unit else out_unit = STDOUT end if if (present(total_name)) then total_name_work = ' (' // trim(total_name) // ')' else total_name_work = '' end if myrank_mpi = -1 nprocs_mpi = 1 #ifdef LIB_MPI call MPI_Initialized(initflag_mpi, err_mpi) if ( initflag_mpi ) then call MPI_Comm_Rank(MPI_COMM_WORLD, myrank_mpi, err_mpi) call MPI_Comm_Size(MPI_COMM_WORLD, nprocs_mpi, err_mpi) end if #endif do ra = 0, nprocs_mpi - 1 #ifdef LIB_MPI if ( initflag_mpi ) call MPI_Barrier(MPI_COMM_WORLD, err_mpi) if ( myrank_mpi > -1 .and. ra /= myrank_mpi ) cycle #endif call Printf(out_unit, '') if ( myrank_mpi < 0 ) then call Printf(out_unit, ' ############## CPU TIME SUMMARY%c################', c1=trim(total_name_work) // ' ') else call Printf(out_unit, ' ####### CPU TIME SUMMARY%c#### [rank=%06d] ####', c1=trim(total_name_work) // ' ', i = (/myrank_mpi/) ) end if do i = 1, clks_size clk_name = clks(i) % name elapsed_time_val_cor = clks(i) % elapsed_time if (elapsed_time_val_cor < 0.0_DP) elapsed_time_val_cor = 0.0_DP call Printf(out_unit, ' %c%c %c', c1=clk_name, c2=trim(result_value_form(elapsed_time_val_cor)), c3=trim(fit_unit_value(clks(i) % elapsed_time))) end do total_print_complete = .false. if (present(clk_total)) then if (clk_total % initialized) then call Printf(out_unit, ' ------------------------------------------------') elapsed_time_val_cor = clk_total % elapsed_time if (elapsed_time_val_cor < 0.0_DP) elapsed_time_val_cor = 0.0_DP call Printf(out_unit, ' %c%c %c', c1=total_time_mes, c2=trim(result_value_form(elapsed_time_val_cor)), c3=trim(fit_unit_value(clk_total % elapsed_time))) total_print_complete = .true. end if end if if (present(total_auto) .and. .not. total_print_complete) then if (total_auto) then clk_auto_total = clks(1) if (clks_size > 1) then do i = 2, clks_size clk_auto_total = clk_auto_total + clks(i) end do end if call Printf(out_unit, ' ------------------------------------------------') elapsed_time_val_cor = clk_auto_total % elapsed_time if (elapsed_time_val_cor < 0.0_DP) elapsed_time_val_cor = 0.0_DP call Printf(out_unit, ' %c%c %c', c1=total_time_mes, c2=trim(result_value_form(elapsed_time_val_cor)), c3=trim(fit_unit_value(clk_auto_total % elapsed_time))) end if end if call DbgMessage('total results, output to device number %d', i=(/out_unit/)) end do 999 continue call StoreError(stat, subname, err, cause_c) call EndSub(subname) end subroutine DCClockResult0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
name : | character(*), intent(in) |
err : | logical, intent(out), optional |
CLOCK 変数 clk の計測内容の名称を変更します. この名称は Create の name 引数で指定されたものです.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
subroutine DCClockSetName0(clk, name, err) ! !=== 測定内容の名称を変更する. ! ! CLOCK 変数 *clk* の計測内容の名称を変更します. ! この名称は Create の *name* 引数で指定されたものです. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, ! エラーを発生させます. *err* を与える場合には *err* に .true. が返り, ! プログラムは続行されます. ! use dc_message, only: MessageNotify use dc_string, only: toChar, CPrintf use dc_error, only: StoreError, DC_ENOTINIT, DC_NOERR implicit none type(CLOCK), intent(inout):: clk character(*), intent(in):: name logical, intent(out), optional:: err character(STRING):: cause_c integer:: stat character(*), parameter:: subname = 'DCClockSetName' continue call BeginSub(subname) stat = DC_NOERR cause_c = 'CLOCK' if (.not. clk % initialized) then call MessageNotify('W', subname, 'Call Create before Set_Name in dc_clock.') call DbgMessage('Ignored because input argument was not initialized.') stat = DC_ENOTINIT goto 999 end if clk % name = name call DbgMessage('set new name "%c"', c1=trim(clk % name)) 999 continue call StoreError(stat, subname, err, cause_c) call EndSub(subname) end subroutine DCClockSetName0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
err : | logical, intent(out), optional |
このサブルーチンを呼んだ時点で計測を開始します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
subroutine DCClockStart0(clk, err) ! !=== 計測の開始 ! ! このサブルーチンを呼んだ時点で計測を開始します. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, ! エラーを発生させます. *err* を与える場合には *err* に .true. が返り, ! プログラムは続行されます. ! use dc_message, only: MessageNotify use dc_string, only: toChar use dc_types, only: DP use dc_error, only: StoreError, DC_ENOTINIT, DC_NOERR use dc_date, only: EvalSec implicit none type(CLOCK), intent(inout):: clk logical, intent(out), optional:: err character(STRING):: cause_c integer:: stat character(*), parameter:: subname = 'DCClockStart' continue call BeginSub(subname) stat = DC_NOERR cause_c = 'CLOCK' if (.not. clk % initialized) then call MessageNotify('W', subname, 'Call Create before Start in dc_clock.') call DbgMessage('Ignored because input argument was not initialized.') stat = DC_ENOTINIT goto 999 end if call cpu_time(clk % start_time) ! (out) call DbgMessage('name=%c, cpu_time=%f', c1=trim(clk % name), d=(/clk % start_time/) ) 999 continue call StoreError(stat, subname, err, cause_c) call EndSub(subname) end subroutine DCClockStart0
Subroutine : | |
clk : | type(CLOCK), intent(inout) |
err : | logical, intent(out), optional |
このサブルーチンを呼んだ時点で計測を一時停止します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, エラーを発生させます. err を与える場合には err に .true. が返り, プログラムは続行されます.
subroutine DCClockStop0(clk, err) ! !=== 計測の一時停止 ! ! このサブルーチンを呼んだ時点で計測を一時停止します. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, ! エラーを発生させます. *err* を与える場合には *err* に .true. が返り, ! プログラムは続行されます. ! use dc_message, only: MessageNotify use dc_string, only: toChar use dc_error, only: StoreError, DC_ENOTINIT, DC_NOERR use dc_date, only: EvalSec, operator(+), operator(-) use dc_date_types, only: DC_DIFFTIME use dc_types, only: DP implicit none type(CLOCK), intent(inout):: clk logical, intent(out), optional:: err character(STRING):: cause_c real:: stop_time integer:: stat character(*), parameter:: subname = 'DCClockStop' continue call BeginSub(subname) stat = DC_NOERR cause_c = 'CLOCK' if (.not. clk % initialized) then call MessageNotify('W', subname, 'Call Create before Stop in dc_clock.') call DbgMessage('Ignored because input argument was not initialized.') stat = DC_ENOTINIT goto 999 elseif (clk % start_time < 0.0_DP) then call MessageNotify('W', subname, 'Call Start before Stop in dc_clock.') call DbgMessage('Ignored because input argument was not started.') goto 999 end if call cpu_time(stop_time) clk % elapsed_time = clk % elapsed_time + stop_time - clk % start_time clk % start_time = - 1.0 call DbgMessage('name=%c, cpu_time=%r, elapsed_time=%f', c1=trim(clk % name), r=(/stop_time/), d=(/clk % elapsed_time/)) 999 continue call StoreError(stat, subname, err, cause_c) call EndSub(subname) end subroutine DCClockStop0
Function : | |
clk_total : | type(CLOCK) |
clk1 : | type(CLOCK), intent(in) |
clk2 : | type(CLOCK), intent(in) |
CLOCK 変数 clk1 から clk2 を引きます. 1 つ目の CLOCK 変数の CPU 時間と 2 つ目の CLOCK 変数の CPU 時間との差を CLOCK 変数として返します. 計測内容の名称は clk1 と clk2 の名称を ’-’ で組み合わせたものとなります.
function DCClockSubtract(clk1, clk2) result(clk_total) ! !=== CLOCK 変数を足し合わせる ! ! CLOCK 変数 <b>clk1</b> から <b>clk2</b> を引きます. ! 1 つ目の CLOCK 変数の CPU 時間と ! 2 つ目の CLOCK 変数の CPU 時間との差を ! CLOCK 変数として返します. 計測内容の名称は <b>clk1</b> と <b>clk2</b> ! の名称を '-' で組み合わせたものとなります. ! use dc_string, only: CPrintf use dc_date, only: operator(-), operator(<) implicit none type(CLOCK), intent(in):: clk1 type(CLOCK), intent(in):: clk2 type(CLOCK):: clk_total continue if (.not. clk1 % initialized .or. .not. clk2 % initialized) then clk_total % initialized = .false. return end if clk_total % name = CPrintf('%c-%c', c1=trim(clk1 % name), c2=trim(clk2 % name)) clk_total % start_time = - 1.0 clk_total % initialized = .true. clk_total % elapsed_time = 0.0 if (clk1 % start_date < clk2 % start_date) then clk_total % start_date = clk1 % start_date else clk_total % start_date = clk2 % start_date end if clk_total % elapsed_time = clk1 % elapsed_time - clk2 % elapsed_time end function DCClockSubtract
Function : | |
result : | character(STRING) |
clk : | type(CLOCK), intent(in) |
CPU 時間に関して適当に整形を行い, 文字型変数に変換して返します.
第一引数 clk に対して DCClockCreate による初期化が行われていない場合, 空文字が返ります.
function DCClockToChar0(clk) result(result) ! !=== CPU 時間を適当に整形して文字型変数に変換 ! ! CPU 時間に関して適当に整形を行い, 文字型変数に変換して返します. ! ! 第一引数 *clk* に対して DCClockCreate ! による初期化が行われていない場合, 空文字が返ります. ! use dc_string, only: CPrintf use dc_date, only: EvalSec implicit none type(CLOCK), intent(in):: clk character(STRING):: result character(20):: clk_name continue clk_name = clk % name if (clk % initialized) then result = CPrintf(' %c%c %c', c1 = clk_name, c2=trim(result_value_form(clk % elapsed_time)), c3=trim(fit_unit_value(clk % elapsed_time))) else result = '' end if end function DCClockToChar0
Function : | |
result : | character(TOKEN) |
sec : | real(DP), intent(in) |
diff : | type(DC_DIFFTIME), intent(in), optional |
引数 sec に与えられた数値を秒と扱い, 以下のフォーマットに整形して文字型として返します.
(23.18 days)
単位は days, hrs., minutes から適当に 選ばれます. (値が 1 以上の値となるように選ばれます). 1 分以内の場合は空文字を返します.
function fit_unit_value(sec, diff) result(result) ! ! 引数 sec に与えられた数値を秒と扱い, ! 以下のフォーマットに整形して文字型として返します. ! ! (23.18 days) ! ! 単位は days, hrs., minutes から適当に ! 選ばれます. (値が 1 以上の値となるように選ばれます). ! 1 分以内の場合は空文字を返します. ! use dc_types, only: DP, TOKEN use dc_date_types, only: DC_DIFFTIME use dc_date, only: DCDiffTimeCreate, EvalDay, EvalHour, EvalMin, EvalSec use dc_types, only: DP implicit none character(TOKEN):: result real(DP), intent(in):: sec type(DC_DIFFTIME), intent(in), optional:: diff type(DC_DIFFTIME):: diffw character(TOKEN):: unit real(DP):: value character(TOKEN):: cval continue if ( present(diff) ) then diffw = diff else call DCDiffTimeCreate( diffw, sec = sec ) end if if (EvalDay(diffw) > 1.0_DP) then unit = ' days' value = EvalDay(diffw) elseif (EvalHour(diffw) > 1.0_DP) then unit = ' hrs.' value = EvalHour(diffw) elseif (EvalMin(diffw) > 1.0_DP) then unit = ' minutes' value = EvalMin(diffw) else result = '' return end if cval = printf_g5_2(value) result = '(' // trim(adjustl(cval)) // trim(unit) // ')' end function fit_unit_value
Function : | |
result : | character(TOKEN) |
value : | real(DP), intent(in) |
引数 value に与えられた数値データを 以下のフォーマットに整形して文字型として返します.
23.18 0.23
function printf_g5_2(value) result(result) ! ! 引数 value に与えられた数値データを ! 以下のフォーマットに整形して文字型として返します. ! ! 23.18 ! 0.23 ! use dc_types, only: DP, TOKEN, STRING use dc_string, only: CPrintf implicit none character(TOKEN):: result real(DP), intent(in):: value character(TOKEN):: int_part, dem_part integer:: dem_int continue write(int_part, "(i20)") int(value) dem_int = nint((value - int(value)) * 100) if (dem_int < 0) dem_int = - dem_int if (dem_int == 100) then dem_int = 0 write(int_part, "(i20)") int(value) + 1 end if dem_part = CPrintf('%02d', i=(/dem_int/)) result = trim(adjustl(int_part)) // '.' // trim(dem_part) end function printf_g5_2
Function : | |
result : | character(TOKEN) |
value : | real(DP), intent(in) |
引数 value として与えられた倍精度実数型のデータを, 以下のフォーマットに整形して文字型として返します.
0.183400E+02
function result_value_form(value) result(result) ! ! 引数 value として与えられた倍精度実数型のデータを, ! 以下のフォーマットに整形して文字型として返します. ! ! 0.183400E+02 ! use dc_types, only: DP, TOKEN implicit none character(TOKEN):: result real(DP), intent(in):: value continue write(result, "(e15.6)") value end function result_value_form
Constant : | |
version = ’$Name: gtool5-20101228-1 $’ // ’$Id: dc_clock.F90,v 1.1 2009-03-20 09:09:53 morikawa Exp $’ : | character(*), parameter |