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[dennou-ruby:000119] Re: reading binary files



塩谷です. 

>> >> 当面このような使い方をできるように ruby と dcl を整備する
>> >> プランはあるのでしょうか. 
>> 
>> とりあえずはそこから始まるだろうという認識は一応あったと思うのです
>> が、まず実際にそこから作業しようという具体的コンセンサスはなかった
>> と思います。

最近いろんな人が頻繁に集まって, davis がらみの話題で盛り上がっているの
もひとえに JST のファンディングがあるからでしょう. 

われわれ, というか少なくとも私は Free の IDL もどきを DCL + Ruby で実
現できたらうれしいなと思っているのですが, JST の予算が1年ポッキリなの
で JST の方では比較的短期間にけりを付けることのできそうなドキュメント
関連あるいは F90 ラッパーを成果目標としています. 

DCL + Ruby は打ち込んでも 2 年くらいはかかりそう. というわけで JST の
成果目標には入っておらず, 堀之内君のいう「具体的コンセンサス」はありま
せん. 

しかし, せっかくいろいろなたたき台もできてきたことですし, また Ruby 本
も出たタイミングでありますから, 

>> そう言い切ってしまって、
>> 
>>    1. 多次元(数値)配列実装作業班
>>    2. dclをrubyに乗せる作業班
>> 
>> を作るといいかもしれませんね。...

この2つあたりの作業を, ある程度の到達目標を決め, それなりな時間的な縛
りの中でおこなっていきたいと思いますがみなさんどうですか?

と, 気分が勧誘的であって, 「私がやります」ではないところが情けない. 

最近は, ちょっとしたテキストの整形などの作業に Ruby を使ってみたりする
んですが, 正直いってオブジェクト指向の心がいまいち分からず, 結局
Fortran のプログラムを Ruby で書いただけみたいになってしまいます. 

というわけで, 私が働けそうなのは, まず dcl-5.1 の確定作業(これは責任持っ
てやります)と 1. のコメンテータおよびモニター, 2. の単純作業の実労ぐら
いかなと思っています. 

>> ...				2.は沼口さんが先鞭をつけているので、それ
>> を力ずくで発展させればいいような気がします(ただ、クラスにするかモジュー
>> ルにするかは考えないといけないですね)。1.は利用者側から見た仕様を決め
>> て実装作業して、問題が出てきたら仕様をいじって...といった作業が要るで
>> しょうか。NMDArrayはどんな仕様にしたいかの、とりあえずのたたき台になる
>> と思います。

今後の作業としてだいたいこんな見通しでいいとすれば, 2. は既に沼さんが
作りはじめている部分を充実させることでとりあえずはこれまでのコミュニティ
でも何とかなりそうですが, 時間がかかりそうなのはやっぱり 1. ですかね. 

1. は Ruby の目効きが必要でしょうから, 今のメンバーの範囲でいうと, ご
とけんさんにずいぶん依存してしまいそうですが, お目付け役でもうちょっと
つき合ってもらえそうでしょうか?

JST がらみで人が集まりワイワイいっているのもいいけど, そろそろそれぞれ
のサブグループのようなものを作って, ある程度形にしていかないと(JSTへの
体面はどうでもいいけど), 我々自身が疲弊してくる可能性があるかと思いま
す.

少なくとも次の JST ミーティングでは, この dennou-ruby あたりのメンバー
を中心にこの辺を詰めませんか?

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塩谷 雅人 (北海道大学大学院地球環境科学研究科大気海洋圏環境科学専攻)
Phone: 011-706-2366, Fax: 011-706-4865 (Fax 番号が変わりました)
mailto:shiotani@xxxxxx