地球流体電脳倶楽部 dcmodel プロジェクト

dcmodel プロジェクトとは

dcmodel プロジェクトでは, 地球惑星流体科学の研究・教育のためのさまざまな数値モデルを, 階層的に整備することを目指しています.

製品たち

流体モデル

ISPACK: 流体計算のためのスペクトル法による数値計算パッケージと順圧/浅水方程式モデル(平面ならびに球面)
spmodel: 階層的地球流体スペクトルモデル集 (ISPACK を Fortran 90 でくるんで数式風にしたもの). 順圧/浅水方程式モデル(平面ならびに球面), 回転球殻 MHD ダイナモモデルなど
deepconv: 非静力学雲解像モデル
DCPAM: プリミティブ方程式系に基づく惑星大気大循環モデル (Fortran 90 による新モデル, 力学コアは spmodel)
DCPOM: 静水圧ブシネスク系に基づく惑星全球海洋モデル
agcm5: プリミティブ方程式系に基づく大気大循環モデル (Fortran 77 による旧モデル)
gms: 格子モデル開発支援ツールとサンプルプログラム
IGModel: 正二十面格子大気モデル

エネルギーモデル

oboro: 熱力学関数最小化法による平衡大気構造計算モデル
dcrtm: 惑星大気放射伝達モデル

データ構造及び I/O ライブラリ

gtool5: 階層的数値モデル群のための Fortran 90/95 ライブラリ

ワークショップ

数値計算のワークショップと開発グループによるミーティングの資料です.

過去のワークショップ

数値計算ワークショップにおいて行っているチュートリアルの情報に関するリンク集です. チュートリアルでは dcmodel のモデルたちを使える仮想環境を用意し, spmodel, deepconv, DCPAM を使うための解説と演習と行ってます. dennou-ruby プロジェクトの製品を用いたデータ解析及び可視化のチュートリアルも行ってます. これらの仮想環境を用いて dcmodel のお試し体験ができます. また, モデルを使いはじめる際の最初の段階の練習をすることができます.